「光の階段あるいは天使の階段」などと称される雲間から降り注ぐ光の帯。 昨日の夕方、公民館囲碁の対局を終えてドアから外に出た瞬間に見えたそれは「写真に撮りたい!」と思わせる光景だった。 しかしカメラを持って来ていなかった。 自転車のペダルを大車輪で漕ぎ、 普段の60%ほどの時間で自宅に戻り、 取って返して自転車にまたがり、 広く視界が開ける場所を目指した。 光の階段を生じさせている西側には雲の無い区域が広がり、 モタモタしていたら現象が消えてしまうのが目前に迫っていましたから。
そして撮影したTop写真、 しかし後刻、それを見ながら、光源は一つの太陽であるのは間違いないのに。 一つ一つの帯状の光のやって来る方向に微妙な違和感を覚えました。 その理由についてあれこれ想像してみましたが・・・ スッキリと自分を納得させる説明に到達出来ないでいます。
目立つ光線の縁を延長した形の直線を写真に引いてみました。
光がやって来る上空には雲の隙間が複数在るのだろうか? と想わせる線が残りました。
実際の光景ですが、 真っ黒になっている地上の建物や遠景の山や高層ビル、 肉眼では適当な状態で細部が判断出来る見え方をしていました。 光の階段を強調するための画像処理でそれらが真っ黒い状態に仕上がってしまったのです。