宅急便荷物 行方不明事件 推理

2021-08-04 08:17:38 | ヤナバ生活
荷物タグが取り付けられたスーツケース

 先日僕の滞在先に遊びに来た二人の孫、 彼らの着替えや遊び道具からオムツまで多量の品を詰め込んで宅急便で発送された荷物が行方不明となり配達されない事件が起きた。 その荷物は飛行機で海外に出かける時にも使う大型のスーツケースであったと言う。 「何でそんな物が行方不明になるんだろう?」と訳が判らないでいたが・・・ 孫たちが帰宅時に妻のスーツケースを宅急便で送り返す手続きの際に見た光景や、 それを受け取った事を知らせる妻からのLineを見て、 ハタと思いついたことが有る。

 帰宅する妻に頼まれたスーツケースを持っていった宅急便の営業所は信濃大町駅に近いクロネコヤマトの営業所、 タブレット画面で送り先情報と発送者情報を入力してプリンターで出力された送り状、 それは透明な軟質ビニール製と見られる封筒型のタグに入れられ、 スーツケースの取っ手にタグから伸びたヒモで取り付けられた。 一方孫たちの自宅に送り返す衣類の入ったダンボール箱には裏面が粘着剤の付いた送り状が貼り付けられた。 その時はただボンヤリとその処理を眺め、 料金を支払い大町駅へと戻って行った。

 そして翌日、 荷物が無事に届いた事を知らせる妻からのLineの文面を見てハタと気付きました。

    今、 届きました!!
   大きなビニール袋に入った添付表、
   これで迷子になるとは信じられませんね!!


 発送された荷物(スーツケース)にヒモで取り付けられた送り状。 それが何かの事情で荷物から外れてしまったら・・・ 荷物の送り先と発送人情報は全く無くなってしまうじゃありませんか。 行方不明は簡単に生じ得るのです。

 送り出した息子のスーツケース、 それに所有者情報を明示して有ったか無か? そこの所は未確認です。

 飛行機に積み込むスーツケースの場合、 バーコード印字されたタグは複数箇所に添付されて居たように記憶しますが、 クロネコヤマトの宅急便ではヒモ付きのタグは一個取り付けただけでした。 荷物の輸送量が多くなっている(コロナ下の今年は特に荷物の数が多いと聞きます)なかで扱いが荒っぽくなったりすればタグが取れてしまう事だってあるでしょう。 そしたら荷物に関する追跡情報システムも機能しなくなり「行方不明荷物 一件発生!」となっても不思議ではありません。

 クロネコヤマトさん、 スーツケースには紐付きのタグを取り付ける他に、 荷物追跡に使われるIDをバーコード印字した紙片を別に1枚貼り付ける様にしたら如何でしょう。 それも剥がれたら、 どうしようも有りませんが、 行方不明になる確率は激減するでしょう。

 また発送人に対しては、 スーツケースの表面に発送人情報(氏名・電話番号など)を表示するようお願いすることも有効かもしれません。 ただ世の中にはいろんな人がいて、 個人情報に煩い人々は嫌がるかもしれませんが、 僕の旅行用スーツケースにはそれは取り付けてあります。
 
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