ガラス壜から除去した青カビの群れと赤紫色のジャム
夏のヤナバ生活の中でお付き合い頂いているH氏、 早朝から3時間ほど地元農家のブルーベリー収穫作業を無償で手伝っている。 そんな関係でブルーベリーを比較的入手しやすい立場に有るのを利用して、壜詰めジャムを作り、 昔からの東京方面の友人に宅急便で送ってあげて喜ばれているのです。 その瓶詰めの手作りジャムは僕にもおすそ分けが回って来るので、ヤナバ生活の朝食時にはありがたくパンに付けて食べさせて貰っていました。
僕が滞在中にいただいた壜のサイズは蓋の直径が約7 cm, 高さは8 cm ほどの中壜だったが、 帰宅時には中身は半分ほどに減っていた。 そんな手を付け始めた瓶詰めのジャムは早めに消費してしまうのが普通。 しかし何故か今年、 帰宅後にH氏からは大壜のブルーベリージャムが送られて来て、 そっちのジャムの封を開けて使い始めてしまったのです。
その大壜のジャムが今朝の朝食の途中で空っぽになってしまいました。それで 8月末に持ち帰った中壜のジャムを使おうと冷蔵庫から取り出して、 蓋を開けてみたら、 内部の表面は青カビの色で埋め尽くされていました。 カビは落し蓋的にジャムの表面を丸く覆いつくし、ブルーベリージャムの赤紫色は全く隠れてしまっていました。 その青カビはスプーンを入れて見ると2 mm ほどの厚みで丸い形のまま掬い上げる事が出来そうな雰囲気を見せたのだが・・・ それを綺麗な形で壜から除去する事は出来ませんでした。
持ち上げる途中でカビの胞子群は中蓋の如き丸い形が千切れ、 群れの下から顔を出した赤紫色したブルーベリージャムの表面に粉末の様に飛散して拡がってしまいました。 妻は「もう捨てなさいな」と言うけれど、 「勿体ない」と想った僕は目で見た限り、 表面のカビ汚れは掬い取った状態にしました。 そして朝食に添えられたヨーグルトにはキレイになった筈のジャムを載せ、 無事に朝食を済ませました。 食後4時間程度経過していますが、 腹痛や下痢などの発生してません。