期待ハズレの降雪状況 @ 24 Dec 2022

2022-12-25 22:13:21 | 雪の結晶撮影

 降雪の大半はいわゆる粉雪、 かと言って六華の結晶の積み重なりの粉雪では無く、 針状結晶混じりの粉雪だった。 撮影を始めた朝の6時台には風は想定よりも強く、 試料ステージのラップフィルムの上に静かに舞い落ちる状態では無かった。

 

 降雪はラップフィルム上に留まらずに風で吹き流されてしまう。 それで運転席側に設置した仮設屋根に極めて近接した屋根の下部に試料ステージを保持し、 なんとか雪を採取して撮影を試みたのだが・・・ 良型の雪の結晶写真は撮影出来なかった。

 午後には一時期風が弱まったり、 上空の雲が少し薄れ太陽の形がぼんやりと見える状態になるなどの変化が生じたので、少し期待して粘って見たけれど、 落ちてくる雪は小粒のアラレ状の物に変化したものの、 彼らはラップフィルムの上に落下すると、 小さく「ポツン」と弾ける様な音を立てて 「トランポリンの上で飛び跳ねて遊んでいるのか?」 と毒づきたくなる気分で見守るだけの降雪の変化でしかありませんでした。

 

 夕方まで粘る気力も失せ、車内にセットアップした撮影装置を片付け、 車の仮設屋根やフロントガラス部分を覆ったブルーシートを取り外し、 車を動かせる状態に戻し、 帰途に着きました。

 しかしその草津からの下り道、 大津の交差点の手前1.3km付近で下り車線の車の動きが糞詰まり状態でストップして動かなくなった。

 どうやら前方のどこかで雪道での車の運転でヘマをした奴が居て動かなくなったらしい。 僕は5分ほどの糞詰まり待ってみたのだが・・・ その状態に耐えかねて車を転回、 一旦草津に向かって登り直し、 途中から嬬恋村へ下る道に入り、大きく迂回して大津の交差点に戻りました。

 

  最終的には大津交差点から草津に向かう道路の交通は警察が片側交互通行の整理を行い、 通行は回復したようだった。 交互通行で動くまで待っていた方が大きく迂回するよりも早く通過出来たようです。

 交差点のガソリンスタンド付近には警官が居て交互通行の制御を実施する姿が見えました。 草津に向かう車列は大津の交差点から吾妻川を渡る橋の中央付近までおよそ700mの渋滞車列となっていました。

 

 今回の撮影行、 珍しい形の天気図や草津の気象予報もそれなりの期待を持って眺めて実施を決めたのだったが、 良型の雪の結晶には出会えず、 交通渋滞もあったりで、残念な撮影行となりました。

 

 取り柄は各種の旅行援助策のおかげで二食付きのまともな宿に5千円以下の料金で宿泊出来た事、 更に地域限定クーポン券3千円も貰えるなど・・・「ここまで旅行関連業界を行政は応援するのか?」と有り難さと言うよりも疑問を感じる旅となりました。

24日の0時過ぎ、 北に面した宿のベランダから見えた星空

 北極星を中心に東側には柄杓の柄をほぼ真下にむけた北斗七星と西側にあったW形のカシオペアとが左右のバランス良く見えたのは珍しい経験でした。

 

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