大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

12/27 今年も 後5日。

2017年12月27日 | Weblog
 今年の十大ニュースの選考作業を進めている。
 これが意外と時間のかかる作業。1年間の出来事を記憶している訳もなく、方法としては今年の1月1日から順にすべてのブログを読みながら主なものをピックアップ。

 こんな事もあった。あんな事もあった。忘れていた出来事が次々と。
 メモに書きだすと数十件にもなる。それをにらみながら自分の中で軽重を判断して10件を選ぶ。

 今年の十大ニュースを選びながら、鳥とともに今年の出来事や、自分の人生に思いを馳せる。 

 今日は妻の月命日。ちょうど半年前の6月だった。癌で2年半の闘病生活を送っていたので、ある程度覚悟はできていたが・・・。

 30年来の鳥友たちの家族から、突然の葉書が届くことも。最近連絡がなかったが、そうだったのかと。12月はそんな月でもある。

 十大ニュースの選考は、1年を振り返るきっかけになる。 
 皆さんも、ご自分の十大ニュースを考えてみてはいかがでしょうか。


〇オオコノハズクについて。
 私は大阪城公園の記録種が増えたらいいと思っていない。どちらかと言うと慎重な方。
 写真など、はっきりと確認できるものがなければ記録には入れない。

 写真があっても、他にも撮影者がいるとか、一緒に観察した人は誰とか、それなりに確認している。すべて正確な記録のため。
 
 例えば今年の初めに起こった大阪城フェイクニュース。疑義を感じたので調べた。鳥友たちも時間をかけて調べてくれた。
 このブログでも協力を依頼し、読者の方々から次々と情報を提供していただいた。
 その結果、カラアカハラ、ミツユビカモメ、フクロウの、3件の偽情報を排除することが出来た。

 ブログの読者の方々が、真剣に対応していただいた事に、ただただ心の底から感謝している。


 今回のオオコノハズクの識別について、前回にも種々書いたが、大きさも重要な点であった。

 識別に困るほどの悪条件でありながら、数人の方が小さく見えたとの事で判断していいのかとの意見。

 魚やさんが、隠れていた石垣の逆三角形の隙間を測った。(前回のひでキングのブログ)
 方法は大変ユニークなものであったが、20×20×23センチと。

 多少の誤差を考慮しても、トラフズクでは無理なのがはっきりと分かる。やはりオオコノハズクだろう。

 その後、魚やさんから写真を使ってこの鳥を測ってみたとメール。

 顔盤の直径 約80mm
 左右の羽角間の距離 約40mm(中心ー中心)
 頭頂から嘴と思われる個所までの距離 約50mm

 しかし、オオコノハズクの実際の寸法が分かるデーターがないので比較できない。標本でもあれば測ってみたい。
 もし、それらのデーターをお持ちの方はぜひご連絡をお願いします。

 魚やさんのユニークで面白い発想力や行動力は素晴らしい。
 大阪城公園の鳥で、いろいろと遊んでやろうの精神。私も大好きである。
コメント (2)
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