今朝も夏鳥は多くない。渡りは一定の数が淡々と移動する訳ではない、波のように増えたり減ったり帯のように。ウェーブデーもあるが今朝のような日もある。
春の渡りは日替わり。ちなみに昨年同日のキビタキは11羽だった。
巣立ちなどでエナガが話題になっているがふと思い出して 「エナガの群れ社会 中村登流著 信濃毎日新聞発行 1991」 久しぶりにぱらぱらめくった。
大阪城公園での観察と照らし合わせて読んでいるとなかなか面白い。
例えば、
「巣を取り付ける場所の不思議で、たいていの鳥は巣を作る場所がほぼ決まっている。一方エナガは巣を作る場所は、藪であったり高い木の又であったりと多様、エナガは不思議な鳥だ」 とある。
確かに大阪城公園でも同じで、低いツツジの中であったり高い樹木の又であったりする。
「再営巣についても、外敵に壊される率は地域によっては70~80パーセント、別の地域では20~30パーセントと差はあるが、再営巣は普通の行動。2回目も壊され3回目辺りが繁殖期ぎりぎりに間に合う」 とあるが、大阪城公園でも、かなりの率で壊されて再営巣している。
「抱卵について、日中は♀だけが巣に入り、尾羽が大きく曲がっている。♂はほとんど曲がっていない」 とあるが別の本では、抱卵分担は♂♀同じとあるので、このへんはやや違う。
ごくごく一部の紹介しかできないが、エナガに興味のある方はぜひこの本。自分で観察した大阪城公園のエナガと関連して読むと興味深い。ぜひお勧めする。
パソコンを開いてびっくり。このブログ昨日の閲覧数が7042 PV ! これまでは珍鳥や特別な観察で一気に増加し5千を超えることはあったが。
昨日は特別な事はなかった。・・・なのに。何か間違いがあったのでは。よく分からない。
・シロハラ 6 水上バス乗り場、太陽の広場東の森、市民の森ほか
・ツグミ 6 太陽の広場東の森、もみじ園ほか
・シジュウカラ 18羽 各所 さえずりが響く
・ヒドリガモ 1羽♂ 東外堀。多分負傷しているんだろう。りっぱな男前になっているがこの夏を東外堀で過ごすのか。
・キビタキ 2羽 市民の森、六番やぐら
・オオルリ 1羽 市民の森
・センダイムシクイ 5羽 市民の森、沖縄復帰の森 全て声を聞いたり姿を確認したりと言う。情報を頂いた彼は私より若いが、いわゆる若者の年齢ではない。でも観察眼は素晴らしい。羨ましい。
・オオバン 4羽 南外堀
・カワウ 5羽
・コガモ 9羽 南外堀7・西外堀2
・キンクロハジロ 2羽 北外堀
・エナガ 16羽 元射撃場、大手前、ピースおおさかほか
・アカハラ 1羽 沖縄復帰の森
・アオジ 1羽 梅林南側上桜広場
・ヤブサメ 3羽 梅林南側上桜広場、飛騨の森、沖縄復帰の森
・カルガモ 3羽 内堀、第二寝屋川
・マガモ 2羽 第二寝屋川
・ハシボソガラス 2羽 第二寝屋川
■■エナガ 2010.3.8 飛騨の森
60年代から70年代の歌謡曲を流しながら書いている。やはり20歳代とその前後の頃が強い記憶にある。その都度一生懸命だった時代。
リタイアして8年。充実した日々。結構忙しい日々を送っている。今も青春そのもの。
「青春とは人生のある時期を言うのではなく心の有様をいう。年を重ねただけで人は老いない。理想をなくした時に老いる」 アメリカの詩人、サムエル・ウルマン。
こんな日々を送れるのも父のおかげだと感謝している。すでに他界しているが。長年勤めて、この歳になってリタイアして父の勧めは間違っていなかったと思う。
ただ生まれ変わった時は勤め人になるつもりはない。人を使うのも、使われるのも性に合わないのが分かったから。職人が望みだが何に生まれ変るか分からない。
意外と鳥だったりして。エナガを見ているとひと時も休まず動いている。「いらち」の私の性格なら案外合うかもしれない。
今期はエナガの小群が飛来越冬した。群れはやがて数つがいに分散した。確認できた巣もある。今の時点では巣立ちまでいけるか分からないが、複数の営巣は大阪城公園では初記録である。20年近く観察を続けてきても、まだまだ初の出来事が起こる。いつまで続けることができるのだろうか。
すべては心次第。心は老いない。夢も理想もいまだ失っていない。鳥も、他の事も20歳の頃と変わっていないから。
春の渡りは日替わり。ちなみに昨年同日のキビタキは11羽だった。
巣立ちなどでエナガが話題になっているがふと思い出して 「エナガの群れ社会 中村登流著 信濃毎日新聞発行 1991」 久しぶりにぱらぱらめくった。
大阪城公園での観察と照らし合わせて読んでいるとなかなか面白い。
例えば、
「巣を取り付ける場所の不思議で、たいていの鳥は巣を作る場所がほぼ決まっている。一方エナガは巣を作る場所は、藪であったり高い木の又であったりと多様、エナガは不思議な鳥だ」 とある。
確かに大阪城公園でも同じで、低いツツジの中であったり高い樹木の又であったりする。
「再営巣についても、外敵に壊される率は地域によっては70~80パーセント、別の地域では20~30パーセントと差はあるが、再営巣は普通の行動。2回目も壊され3回目辺りが繁殖期ぎりぎりに間に合う」 とあるが、大阪城公園でも、かなりの率で壊されて再営巣している。
「抱卵について、日中は♀だけが巣に入り、尾羽が大きく曲がっている。♂はほとんど曲がっていない」 とあるが別の本では、抱卵分担は♂♀同じとあるので、このへんはやや違う。
ごくごく一部の紹介しかできないが、エナガに興味のある方はぜひこの本。自分で観察した大阪城公園のエナガと関連して読むと興味深い。ぜひお勧めする。
パソコンを開いてびっくり。このブログ昨日の閲覧数が7042 PV ! これまでは珍鳥や特別な観察で一気に増加し5千を超えることはあったが。
昨日は特別な事はなかった。・・・なのに。何か間違いがあったのでは。よく分からない。
・シロハラ 6 水上バス乗り場、太陽の広場東の森、市民の森ほか
・ツグミ 6 太陽の広場東の森、もみじ園ほか
・シジュウカラ 18羽 各所 さえずりが響く
・ヒドリガモ 1羽♂ 東外堀。多分負傷しているんだろう。りっぱな男前になっているがこの夏を東外堀で過ごすのか。
・キビタキ 2羽 市民の森、六番やぐら
・オオルリ 1羽 市民の森
・センダイムシクイ 5羽 市民の森、沖縄復帰の森 全て声を聞いたり姿を確認したりと言う。情報を頂いた彼は私より若いが、いわゆる若者の年齢ではない。でも観察眼は素晴らしい。羨ましい。
・オオバン 4羽 南外堀
・カワウ 5羽
・コガモ 9羽 南外堀7・西外堀2
・キンクロハジロ 2羽 北外堀
・エナガ 16羽 元射撃場、大手前、ピースおおさかほか
・アカハラ 1羽 沖縄復帰の森
・アオジ 1羽 梅林南側上桜広場
・ヤブサメ 3羽 梅林南側上桜広場、飛騨の森、沖縄復帰の森
・カルガモ 3羽 内堀、第二寝屋川
・マガモ 2羽 第二寝屋川
・ハシボソガラス 2羽 第二寝屋川
■■エナガ 2010.3.8 飛騨の森
60年代から70年代の歌謡曲を流しながら書いている。やはり20歳代とその前後の頃が強い記憶にある。その都度一生懸命だった時代。
リタイアして8年。充実した日々。結構忙しい日々を送っている。今も青春そのもの。
「青春とは人生のある時期を言うのではなく心の有様をいう。年を重ねただけで人は老いない。理想をなくした時に老いる」 アメリカの詩人、サムエル・ウルマン。
こんな日々を送れるのも父のおかげだと感謝している。すでに他界しているが。長年勤めて、この歳になってリタイアして父の勧めは間違っていなかったと思う。
ただ生まれ変わった時は勤め人になるつもりはない。人を使うのも、使われるのも性に合わないのが分かったから。職人が望みだが何に生まれ変るか分からない。
意外と鳥だったりして。エナガを見ているとひと時も休まず動いている。「いらち」の私の性格なら案外合うかもしれない。
今期はエナガの小群が飛来越冬した。群れはやがて数つがいに分散した。確認できた巣もある。今の時点では巣立ちまでいけるか分からないが、複数の営巣は大阪城公園では初記録である。20年近く観察を続けてきても、まだまだ初の出来事が起こる。いつまで続けることができるのだろうか。
すべては心次第。心は老いない。夢も理想もいまだ失っていない。鳥も、他の事も20歳の頃と変わっていないから。