ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

「一秒の精度を極める」という記事

2012年11月07日 07時29分41秒 | 新聞・ラジオ・テレビ

・・・朝刊の科学欄に「日本の光格子時計 世界標準を狙う」というタイトルの記事がありました。 日本の時計技術が素晴らしく、一秒を小数点以下18桁まで測れるようになったという内容の記事です。
  その記事では、今の世界標準になっている標準時計はセシューム原子を使った原子時計でその一秒の精度は小数点以下15桁まで測れると書いてあった。
  これらの時計の精度があがることによるメリットは、私にはよく分からないが、数年後に決まる、新しい世界標準時計になる可能性があるというところはすごいと感じる。

  これ以外に記事の最後に書いてあったことが私の興味を引いた。 アインシュタインの理論によると時間は伸び縮みする云う事は、私も若い時に本で読んだ事がある、しかし、時間の伸び縮みの量は、ものすごく小さいので、実際には人間には分からないだけであると理解していた。

  今回の新しい時計を使えば、それが測れるらしい。 即ち、アインシュタインによると時間は物体の速度と関係があるので、地球上の高い場所にいる場合と低い場所にいる場合では、時間の進み方は違うらしい。  計算によると、高さ1㎝の違いで時間の違いは、一秒の小数点18桁目に違いが出るとのことである。

  
  「記事の切り抜き」

 時計もこれくらい精度が上がると、今まで、この世に存在しなかったと考えていた、見えていなかった時間のズレまで見えるようになる。 このことは、技術がまさしく、私たちが住んでいる社会の基本的な構造の考え方を変えていく事例のように思う。

  

コメント
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