楽しい日々

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うらやむ心

2015-08-06 10:08:07 | Weblog
羨む心ほど 恐ろしいものはない。
祖母に以前 ちらりと聞いたことがあった。

その 羨む心は 自分にも見えていないことがあり
気がつかずに 自分や人を支配していることもある。

長年 家族が一つになることの幸せを
たとえ近く親しく行き来できずとも 絆を大切にできるよう 願ってきたけれど
かなわぬのではないかと ふつふつとした悪い気分に襲われることがある。

その悪い気分は 
一つには 自分では変えられぬ 身体的違いを指摘され 区別される言葉。
               運命が支配したかのような 出生をさげすむ言葉。
二つ目は 嫉妬して 占拠する行動。
これらを 人にむけるようになる原因は 愛情の欠如なのだろうか。

振り払おうとしても 振り払えぬ悪い気分を 
戦後の人たちは どう解消してきたのだろうと考えると まだまだとおもったりもする。

祖母が 気分が悪いときは その場を離れること。
そう結婚式の日に祝いの祝宴の後 教えてくれた。

ちょっと買い物に出かけるとか トイレにいくとか
悪い気分を切り替えるには 離れること というものだった。
よく 切り替えられないとき 近所の畑を散歩したものだ。
息子は自分が人を 気分が悪くなることは言わなければそれで良いというけれど
そのストレスのやり場が問題なのだ。

いいじゃないか 今持てる幸せもあると考えなおしたりできることもある。
それでもなお 悪い気分が 思わぬとき突如襲うこともある。
これを 越えねば成仏はかなわぬということなのかもしれない。