手首の骨折以来始めたのが 魚のあらの購入です。
少々時間がたったものなら 200円台で高級魚でも購入できるうえ 骨元気にしたい私の味方です。特に目玉や頭が入ったものを 選びます。おいしい魚を売るスーパーでは パックにしてくれていることがおおいんです。
調理
湯をわかして あらをはなちます。冷めるのを待って スープと残渣に分けます。
スープは 大根やキャベツ 今 初物の筍 香のよいきのこなどを 煮るのに使います。昆布などいれれば おいしく飲めます。具沢山の汁ものにつかえます。ぐらぐら煮だしていないので 苦みや いやみが なく おいしい出汁になっています。
まだまだ魚のあらの残渣に 身がついていれば ほぐしてオリーブオイルでいためます。
ビザのシーズニングなどくわえれば サラダにぴったりです。
残った残渣 骨や皮 目玉はひたひたまで 醤油を少しいれた水でゆでます。ぐらぐら5分ほど煮たら酢をひたひたまで入れガラス容器で冷蔵します。
冷蔵後 酢などの汁がプルンプルンの琥珀色のゼリーになったら スプーンでかきとります。さすがに この残渣は畑のコンポストにいれて肥料にします。
プルプルゼリーの味を確かめ クルミとかアーモンドなどのナッツ類 パセリやセロリなどの香草を加え ミルで攪拌して ドレッシングにします。この骨元気ドレッシングで もりもりの春の野菜をいただきます。
実は この冬 あまりに何度も あらを購入しては大根の煮物にしていたら 息子にきらわれたのです。魚臭い きもいと。家族に懲りられないよう もっと臭み抜きしておくべきでした。
匂い嫌いの息子も いまのところ このドレッシングが 魚のあら出身であることは ばれていません。
意外に臭みなく おいしいんです。魚の頭の酢漬け。きもちわるいかなあ。。