最近はじめた刺繍。おおざっぱで不器用な私には 不向きな作業なのですが
どうやら 冒険心が掻き立てられるために 始めているようです。
自分が自分のおこす行動を分析できるとは かぎりませんが 面白いということは 狭い世界でも冒険といえるのかもしれません。
数えた布目の数が 合っていたか 布目が読めていたか いつのまにか曲がってしまう針目に わくわくドキドキしながら もっと作業効率をあげるにはと
夢中になっているんです。
自分の作業がうまくいってないことが理解できていないので 結果が出るのは 後ほどというわけです。
ごまかすことができる編み物の方が自分には向いていて 作品ができる時間もかからないのですが まだもう少し年老いてからでもできるはずです。で 年齢の限界まで刺繍に挑戦というわけです。
2時間ごとに 目を温めて 舌を動かして 針目を追います。
椅子に座らず 立つか バランスボールに乗って 刺繍します。
世間を眺めると 世の中も細かいこだわりの物に時間を割く人が少し増えているようで驚いています。
時代をさかのぼると 細かいところにこだわったものが 意外に多いようですね。かつては 日常が狭い世界で服もインテリアも 自作することが求められていたせいでしょうか。洋服も今よりずっとこだわっていたように思います。
みなおされることに なるのでしょうか。
今 多くの人相手にするグローバル化が病気の蔓延というリスクで狭い世界で楽しめる世界観が加わって 変化したのかもしれません。
いずれにしても 刺繍という作業で 自分が変わっていけるか たのしみです。