『わしズム』が最終号を迎えてしまった
。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/24/65e872f4b261808325cb9bb62ac6a295.jpg)
その根性に敬服することも多かった小林よしのり師。
新書でも刊行してくれないだろうか
。
この『わしズム』は,いうまでもなく小林よしのり師本人が編集権をもち,制作にあたってきた雑誌である。
一個人として,それがどんな話題であろうと,漫画を書きながら編集作業というとてつもない偉業を達成されていることにオズマは感服している
。もちろん,すべての考えに賛成,というわけでもないが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/3b/8970b0336b367907159d7b3b70017167.jpg)
辞めた理由は巻頭で語られているのでそちらをどうぞ。
最終号になってしまった理由はここでは触れない。「出版に向かう姿勢の」フアンとしては,一人でも多くの読者が本書を手に取り,「編集」という仕事の大変さ,執筆の労苦を理解できればと願うからだ。
しかし,肝心の『SAPIO』も部数は難しいらしい。
斬新で,従来の発想を飛びぬけている点で,とくに中国の経済危機などを完璧に予測していた点で,オズマとしては『SAPIO』もすばらしい情報誌であると理解してきたつもりだ
。
だが,佐藤優なる一個人により編集権が脅かされ,また屈してしまったことに,オズマは『SAPIO』編集部に「情けないゾ
」といわざるをえまい。
『週刊新潮』などは年に数千件もの訴訟を抱えているという。そして,訴訟の数が編集の誇りだともいう。
自由に発言すれば,当然矢のごとく反論もある。しかし,その反論の機会を自ら奪ってしまうという,『SAPIO』編集部は編集権の放棄をしたのである。出版の独立性を放棄したといってもよいだろう。そういう意味で,『週刊新潮』なみのタフさや,佐藤優のネゴシエイターぶりを見習う必要があるぐらいではないだろうか。
それにしても,こうして自ら筆を折るように最終号としてしまった小林よしのり師。
すぐれた表現力と,思想を批判的思考で仮説検証する姿勢,これは,いかに自分の意見と異論であっても,認めるものだと思う
。
批判なくして言論なし。言論あるところに批判あり。
そんな雑誌が消えていくことにオズマは憂うのであった
。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
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その根性に敬服することも多かった小林よしのり師。
新書でも刊行してくれないだろうか
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この『わしズム』は,いうまでもなく小林よしのり師本人が編集権をもち,制作にあたってきた雑誌である。
一個人として,それがどんな話題であろうと,漫画を書きながら編集作業というとてつもない偉業を達成されていることにオズマは感服している
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/3b/8970b0336b367907159d7b3b70017167.jpg)
辞めた理由は巻頭で語られているのでそちらをどうぞ。
最終号になってしまった理由はここでは触れない。「出版に向かう姿勢の」フアンとしては,一人でも多くの読者が本書を手に取り,「編集」という仕事の大変さ,執筆の労苦を理解できればと願うからだ。
しかし,肝心の『SAPIO』も部数は難しいらしい。
斬新で,従来の発想を飛びぬけている点で,とくに中国の経済危機などを完璧に予測していた点で,オズマとしては『SAPIO』もすばらしい情報誌であると理解してきたつもりだ
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だが,佐藤優なる一個人により編集権が脅かされ,また屈してしまったことに,オズマは『SAPIO』編集部に「情けないゾ
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『週刊新潮』などは年に数千件もの訴訟を抱えているという。そして,訴訟の数が編集の誇りだともいう。
自由に発言すれば,当然矢のごとく反論もある。しかし,その反論の機会を自ら奪ってしまうという,『SAPIO』編集部は編集権の放棄をしたのである。出版の独立性を放棄したといってもよいだろう。そういう意味で,『週刊新潮』なみのタフさや,佐藤優のネゴシエイターぶりを見習う必要があるぐらいではないだろうか。
それにしても,こうして自ら筆を折るように最終号としてしまった小林よしのり師。
すぐれた表現力と,思想を批判的思考で仮説検証する姿勢,これは,いかに自分の意見と異論であっても,認めるものだと思う
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
批判なくして言論なし。言論あるところに批判あり。
そんな雑誌が消えていくことにオズマは憂うのであった
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