オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2014/04/27-28 水郷合宿 「真っ白に燃え尽きるまで投げ続けろ!」の巻

2014年04月30日 00時01分40秒 | 2014オズマのバス釣りレポート

 GW前半である。3月に休日出勤をしていたのでその振替休暇を4/28にとり,連休にして一泊釣行しようと当初から目論んでいた。ガソリン代金も高速代も,正直2013年までとは比較にならないくらい高くなったからね...。

 しかし,4/26までは肝心の体調がよかったのに,4/27の朝(といっても2時30分)に起床する喉が痛い。まさか風邪をひいたのでは....

 一抹の不安を抱きながら水郷へ向かう。全然使わなくなったワームバッグとともに(それでも持っていったのは気分が変わるかもと思っただけです)...。


今日も巻く。そのためにウルトラGT-R。

 バウオもいいのだが,いかんせん視認性があまりよくない。そのため,きわどいキャストになるとラインが見難く,ラインさばきによろしくないと感じていた。そこで,僕にとっての最強ラインウルトラGT-R・20LBの出番となった。幸いなことにウルトラGT-Rは柏のミシマで安く売っているしね。

 水郷到着5時。朝マズメに到着。GW「後」にはできない芸当。それは体力が仕事で完全に奪われるから。2時半起床でも21時30分に寝ているから結構大丈夫なのだ。

 いまだ完全復活とはいえない水路系に行ってみると工事がやっと終わっていた。そして運命の水門は開いていた。いまごろから「しろかき」のため通水がよくなるのだ。こういう情報は水門をしっかり調べればわけはない。まあ,釣れるかどうかは別問題ですがね

 当初はハイピッチャー改(いつものブルブル系)で攻めてみるが,どうも反応がない


イヨケンじゃなくてオズマも絶賛。

 スーパーイラプションのハーフカラーにしてみる。ホントこのシリーズ,使いやすくて・釣れて,オススメの逸品である


いきなり出家回避。

 ルアー交換をしてからすぐにきたレギュラーサイズ。いかにも本流から入ってきました感じのヒレピンで美しい体型だ。

 記念撮影もそこそこに,ルアーを投げる。4/27はフナ釣り大会開催のようで,ぞくぞくと釣り人がやってきたからである。


水面を割ったバス。これを待ってました。

 まだ朝5時5分。1匹目が5時2分だったので,わずか3分で2匹。俺って,もしかして読めてる


記念撮影はする。

 しかしそれは甘かった。ここからしばし瞑想に入る,いや歩きまくった。バイトがとてつもなく遠い


利根川は暴風になっていた。

 今日は南風だが暴風になってきた。でも,これなら霞ケ浦の「あの場所」なら釣れると思う。しかし,まだ僕の足は水路系に固定されてしまっていた


ハイピッチャーDW・1/2ozで3匹目。7時でした。

 午前中はこれだけで終わった。いや,喉の痛みが本格化してしまって釣りどころではなくなったのだ

 だがしかし,潮来には土地勘がある。ナビにでないドラッグストアに移動し,風邪薬を購入。そこまでして釣るのかと言われれば「釣る」だけど。いつもの通りノドが痛いだけの風邪だから,水郷のキレイナ空気(もちろん東京に比べたらの話ですが)を吸っていれば回復するであろうという,楽観的考えである

 しかし薬を飲むと眠気が襲ってくる。いつもより早く仮眠。そして昼食後にまた仮眠

 かれこれ3時間以上を仮眠に費やした。しかしその分気合が戻ってきた。燃え尽きるまでやらないと気がすまない。自分の選ぶべき道はハードルアーでの釣り。これを徹底しないとかえって釣れないんだ

 霞ケ浦に移動すると,案の定風が回りこんでいる。シラウオ,コイ,ボラ,なんでもいるようだ。これはバスも来ていると思っていいだろう。

 まずはスピナーベイトを投げてみるが反応なし。そこで自分にとっての新兵器ベイト-X(メガバス)を投げてみる。

 まさにシャッドのようなクランク。それでありながら適度なラトルと飛距離。これは,もしかしてシャッドラップを超えるために作られたのだろうかなどと考えていると,いきなり穂先が引き込まれた

     「バシャバシャ」「ボボボン

 おお,もしかしてナイスサイズのアメナマ...かと思ってしまうぐらいナマズだらけの霞ケ浦だが,僕の竿にナマズの縁は遠い。


ベイト-Xで釣りました


読み通りで嬉しいのでもう1枚。

 サイズはそこそこだが強烈なファイトでまさにこの日のクライマックス。体調的にも限界だった15時30分の出来事である。しかし,このハードボトムポイント,「沖」で魚が釣れるから楽しい。つまりは遠投の釣りが楽しいということ。

 これで水がキレイなら霞ケ浦も琵琶湖のような観光地になるだろうけど,実際は....


家族連れのアメナマ釣果。

 コイのスイコミ仕掛けで釣れるらしい。横で見ていてもあっというまにアタリがくるのである。お願いして横でルアーを投げても僕には釣れない不思議なアメナマなのだが....

 ちなみにこの家族連れはアメナマを無駄殺ししなかったようである。子供が喜んでいたしね。それでいいんですよ。

 この後は,佐原釣具ランドでベイトXの追加購入。でも,中古価格でいえば東京の方が安いなあ。とりあえず,あと10個ぐらい買っておこうかな。ベイト-Xは2014年度クランクで最大のお気に入りになると思います


宿の横が釣具屋だった。ポイントが使えた。

 宿泊する宿の横がコンビニと釣具屋さん。最高のロケーションである。当然,たまったポイントでまたまたスーパーイラプションを購入。そして,使いもしなくなっているのに,なぜかヘビキャロ用のオモリとスイベルを購入してしまった...

 風邪が本格化したのか,とにかくこの夜は寝るのが辛かった。もっとも20時前に就寝していたけどね。

 さて,4/28になったが,この日も同じ戦略が通用するほど水郷は甘くなかった。何度もココロが折れそうになった。午前中完全ノーバイト。平日なのに,僕みたいな休暇の人も居るのだろう,結構な釣り人だったし....。まあ,日曜日の多さの方がむしろよかったのかな。


スーパーデルタフォースで利根川勝負しかない。

 記録を見ると,利根川ではこの数年ロクに釣れてない。しかし時計はすでに14時。出家覚悟であったが,風向きで唯一思い浮かんだのが利根川。どこもかしこも同じような水門があり,正直どうしたものかと迷ったが,最期の勝負場所を選んだのは,結果としては正解だったというところだろう。

 とにかくクランク・バイブ・スピナベを投げる。しかしバイトがない。アメナマなんて釣れない。利根川で釣ったこともない。そこで,ハイスピードで巻ける「スーパーデルタフォース1/2oz・シングルウィロー」を選択。それが僕の考えだから。

 高速巻きで反射食いを狙うしかない。めげずに「Keep Castingと唱えながら,おそらく30分は経過した頃,岸際でガツンとキタア


やった。出家じゃくなった


サイズは小さいけど貴重な利根川バスなので記念撮影

 この後も1時間以上投げ続けて,結局2日間で24時間釣りをした。風邪で体調が崩れたが,水郷の空気のおかげで悪化も最小限にくいとめられた。

 GW前半戦。2014年度はいままでにないほどにムラを感じる。そしてその理由もはっきりしている。過去の実績を捨て,新規開拓を続けない限り釣果は向上しないだろう。

 水郷。利根川も含めると,八郎潟はおろか琵琶湖さえしのぐ釣り場がある。しかしどこでも釣れるわけでないし,僕みたいな未熟者には「投げ続ける」ことでしか見えないものがある。

 帰宅後,真っ白に燃え尽きていた。「あしたのジョー」の見過ぎだと人はいうだろうが,これでGW後半戦に気合が入ったのも事実である。


あとには燃えカスなんて残りやしない。
ほんの一瞬にせよ真っ赤に燃えるんだ。
あのカーロスだって,力石だって,オズマだって。