役立たないレポートであるが,今回は自慢するものさえ何もない。完全出家,つまりは外道もなし,アタリすらなし,だったからである。
考えてみると,先週の釣果に大満足していた。ゆえに霞ケ浦が気になっていた。
しかし,現地についてみると予報通り北東風。しかも強烈である。寒い以前に,小場所か風裏しか臨めない。
スピナベ馬鹿だからネ。
それでも,朝5時から夕方17時まで,途中休憩90分を入れた以外は,キャストしたり移動したりだったのだ。実に往復344キロ。霞ケ浦だけの往復なら200キロなのに144キロの大移動をしてしまったということ。釣れないときほど移動距離が大きいものだが,あらためて霞ケ浦の広さを知るばかりである。これでも霞ケ浦の1/4も回っていないに等しいのだから...。
琵琶湖・八郎潟といったビッグレイクに何度か釣りに行っているが,霞ケ浦も「あてもなく」行くとこのようになってしまう。やはり予報と時期にあわせてしっかり事前調査が必要だ。
干拓地巡りによる水路も,地域によって大きな差があることがはっきりした。2013年秋に釣れそうだと思っていた水路は,キンギョモが残る水路であったが,コイ科の魚類さえ見えない様子。また,従来の小場所はようやく工事が終わりつつあるが,その影響は多大であり,ワームを苦手とする僕にとってさらに絞込ができないものとなっている。
水があるところには全部落としてみる。
この季節の,いや,水郷の基本で「水があるかぎりルアーを落としてみる」 にしたがって行くのが,後半実に辛く感じた。
お昼休み休憩をしてみると,足腰がガクガクしていたのである。つまりは歩きまくり,投げすぎ,いつのまにか極度の疲労に陥っていたということだ。水際にクルマを止めていたらまた落水するところだった。
また,ライトリグを冬からまったくといっていいほど投じていない。なぜか強風が釣りのときに多い。そして信頼度。そのためのメタルバイブ作戦であったが,後半は集中力が切れてラインの結びが弱くなってしまい,それでルアーロストしたのも悲しい。まあ,ストックはたくさんありますが。
それでもリッター14.7キロをマークする窒素ガス充填により,実に4ヶ月以上タイヤ空気を放置プレイ。以前の空気充填だと2週間に一回は調整しなければならなかったのに,あらためて脅威である。
GWにはなんとか釣りたい。
まずは道具の整備,そして永遠の課題である「ハードルアーばっかり病」をどうするかだ。せいぜいテキサスで頑張ろう。そのために「見やすいライン」が自分には必要だ。2013年もそうだった。