ノーベル医学生理学賞に大村智氏 寄生虫薬開発に貢献
やった。奇跡のようだ。この数年連続受賞だ。入試問題にさっそく採用されるぞ。ニュースではイマイチ話がわからないので,ニュートンなどの解説をあとで読もうかな。
同時に,これはいままでの教育体制の正しさが証明された形でもある。
大村さんは80歳。つまりは,国民学校なりに通っていたわけである。新学制でも,入試もテストもすべて「一発勝負のペーパー式」。それを乗り越えてきたのだ。
たしかに,研究一筋では行かなかったとお話されている。都立定時制で教鞭をとったり,ご苦労が多い。
それでも,そういう関門を突破するときに,大村さんの前に立ちはだかったのは,ペーパーテスト。それはクリアされてきたわけである。そうした細かい実績の積み重ねがある。
いま,大学入試が,難関大学も含めて,悪意ある方向に向かおうとしている。例の,下村博文が大臣だったときのできそこない連中が「多様性」なる便利な言葉で,入試をややこしくし,現場の混乱を招いている。
はっきりいう。
一発勝負がダメな人間は,そういう勝負に向いていないということ。レベルを思い知れ,という話。僕が東大を受けても受からない頭のわるさであることと同じく,人間の素質は,不思議なほどペーパーテストに顕著にでることを,僕は,実社会でも「そういう担当」をしているのでよくわかるのだ。
人柄こそ成績にでる。採用でまず人柄を見るなんていうのはまやかし。実際の人事を知らない,あまちゃんの言葉だ。
いま,政府は,TPP大筋合意の影で,着々と悪意をもった改悪を行おうとしている。安保反対よりも,僕ははるかに「入試制度変更に反対」の立場だ。
...というわけで,大村さんのお話を北里大学で講演して頂けないだろうか。韮崎に行ってもいいんだけどなあ。
そういえば,小柴さんの講演も聞きに行ったんだった。カミオカンデ,面白い話だった。
いままで見てきてはいたが,価格面で交渉に亀裂が走っていた。しかし,上州の黒猫さんが持っていたので振らせてもらうと「異次元の何か」を感じた。
それが,カレイド・スーパーコブラだ。
2009年発売ということなのでかなり新しいモデル。写真の一緒に写している,ヘラクレス・フォースグランディスより,たぶん2年ぐらいあとの製品。
そして,ともにバーサタイルの極みとして紹介されているので,比較してみた。
室内で甲乙をつけることはできない。
ただし,スーパーコブラとフォースグランディス,ガイドセッティングがまるで異なる。どうちがうのか,まさに実戦のみでしか評価はできない。そもそも,フォースグランディスでさえ脅威の1本である。ただし,僕の場合,強烈に使い込んでいるので,実際かなり危険水域まで来ているというのは,購入動機として大きい。
それにしても,思い立って探し始めると運が良かった。新品発売はすでになく,中古で探したら,定価の半額以下で購入できた。まあ,定価がそもそもブットビ価格であるけれども。
今江プロは,この1本で本当に何もかも,つまりはスモラバからビッグベイトまで使っているという。僕としても,そんな竿が欲しかった。
そうえいば,へびんさんは,また何か買おうかどうかで迷っているという。僕なら「迷って後悔するなら,買って後悔」の道を選ぶ。28歳のとき,人生の選択ではそうしようと決意したのだ。基本的に迷ったら「やる」。やってダメならしょうがない。でも,やらないで後悔するのは人生によくない。
ただし,家庭のある人は当然家族の許可が必要だろう(笑)。僕は,これでも竿は6本だ。もうあとはとりあえず不要だしね。
まあ,とにかく実戦が楽しみだ。
古い記事なら任せておきなさい。
写真は,1993年度オールスターが開催された当時のものだ。
みんな若い。藤木プロもこの頃まだ20代。年齢が近いせいもあり応援していた。
でも,さすがに八郎潟に応援には行けない。そもそも,横利根爆釣時代である。真夏にクランクで20匹釣るのは余裕だった時代。その時代に八郎遠征など考える余地すらない。
そして1994年度オールスターから霞ヶ浦水系開催となっていまに至る。当時は土浦開催だったので,1回だけ電車で見に行った。そして友人と語った。
「釣りは,見るものじゃなく,やるもの,だね...。」
と。
以来,一度も観戦には行っていない。バスブームが到来したり,外来魚問題があったり,まあ,いろいろである。
それでも,いま,ほとんどトーナメントに興味ない自分が注目しているのは,「陸王」「オールスター」「JBTOP50」だ。これを3大タイトルとしたら,あ,青木大介とかがすでにグランドスラマーだ。
2015年も佐原開催。土浦開催なら気軽に電車で,という気分になるが,帰宅の大変さを考えると,やはりムリ。
そもそも,「自分が釣りしたい」ので,佐原に行けるなら,釣りをしてしまう。あ,昨年もそうしたんだっけ...。