腱鞘炎やら体力疲労で,釣りに行きたいがクルマの運転をしたくない。印旛新川も候補になったが,僕の家からだと4回は乗り換えが必要。とてもじゃないが遠い。
そこで,たぶん12年ぶりぐらいの土浦に電車釣行を決めた。
1ピース1本を手すりに固定。上野から1時間弱で到着。
久々の土浦である。近隣に学生時代の友人が住んでいるのだが,振り返ってみるとこの数年ぐらいこちらに来ていない。「霞ヶ浦」といっても,潮来と土浦ではあまりにも遠いしね。
市役所が駅前にあった。
現地到着は8時40分ぐらい。ここからレンタサイクルを借りに行くのだ。500mほどの距離を歩く。中央町1丁目の信号が目印。旧水戸街道沿いです。
1日500円。土浦での電車釣行にはこれが最適かと。
今日の愛車はこれだ。シマノの変速機が自慢。
自転車のサイズは平均身長を意識してつくられている。当然,足の長い僕にはあうはずもない。でも,シマノの変速機をみた瞬間,「これは行ける」と思い込めたのも事実。「デオーレXT」というMTB専用キットでランドナーに乗っていた18歳の自分を思い出すのだ。あれから約30年か...。
実際,自転車の性能差はスゴイ。これはちゃんとブリジストン製でしっかり整備されていた。
さて,目当ての川に向かう。15分ぐらい走ったところだ。
そこで,まずはデラブレイク3/16oz・ゲーリーレッグワーム「あのカラー」(へびんさんが得意にしているカラー)を投げてみる。
3投目でヒット。重すぎて上がらない魚だが嬉しい。
ルアーの下に写っているナマナマしい頭が魚の正体。いうまでもなくアメナマである。しかし,今日は「グルングルン」にならないファイトで,「バス コイ ニゴイ」と最後まで正体不明だった。
なにより強烈な重量。2キロは楽勝に振り切るサイズ。絶対に取りたいので,慎重に抜き上げる。10LBフロロ&エアレギウスを信じる。竿が根本から曲がるような恐怖はこれで何度目だろうか 折れないという自信はあっても,不安にはなる。それがアメナマの規格外重量。与田では20LBラインが切れたしね。まあ,80のアメナマは絶対抜きあげられませんヨ。
ピンボケだったが50UP。出家ではないぞ。
ネバネバもほとんどなし。
この1匹で,新川チーム(へびんさん・へら吉おやじさんご一行)には勝った。もちろん「大きさ」だけだけど...。バスも釣りたいけど,先週見事な完全出家(何も釣れないという最悪の釣り)をしたので,この場合,全然構わない。むしろ,デラブレイクの威力を知ったという感じ。
やはり,「ジャッカルにハズレなし」だ。
だが,この後は,アルビノナマズが2回ほどチェイスしてきただけである。しかし,アルビノ個体,ナマズにもやはり居るんだね。2匹も見かけたなんて奇跡のようだ。あれは釣りたかった。でも,和ナマズのように見えたな...。
コイは相変わらずやる気なし。
コイがたくさんいるポイントでは,こんなルアーをやってみたが,どいつもこいつもやる気なし。八郎潟のコイのようにやる気がない。そもそもコイとしては小さい部類。ライギョなんて間違っても泳いでいないしねえ。そのかわり,水路が干上がっていなかった。そのため,水路にバス以外は居た。しかし,ブルーギルもまったく居ないとは...。
桜川は見学しただけ。
筑波山が見える。魚影と風景が変わっていた。
12年も経過していると,風景の変わりように驚くばかり。
震災の影響もあるだろうが,とにかく水がキレイ。したがって,真夏の7-8月だったら結構釣れそうなポイントを見つけた。でも,真夏に土浦,暑そうだねえ...。
日本一有名な川ではバスが1匹釣れていた。
9時から16時まで,ほぼ自転車こぎまくり(万歩計では13000ほど)。12年経過しても土浦の土地事情に明るく,道に迷うこともほとんどなし。なにより自転車の機動力はいい。
そしてベイトフィネス。スピニングにしていたらバスが釣れたかもしれない。でも,アメナマを上げることはできないだろう。実は,何度も路面に竿を落としてヤバイと思ったが,いまのところ大丈夫。2ピース,今頃になって手放さなくてよかったのかもと思いだしている。しかし,エアレギウスを超える満足度がないんだよなあ。
帰路でビールを飲めるのが電車釣行の幸せ。気がついたら柏で,次は北千住。あっというまに都内に戻っていた。
往復2000円強の電車賃。そしてレンタサイクル500円。潮来への半額で釣りには行ける。
そして有力な情報を地元釣具店で聞いた。ウム,11月後半あたりにもう一度いってみよう。