家に居ても実感するが寒くなった。水郷がもっとも釣りにくくなるシーズンで,僕はこの季節にかなりの確率で出家していたようだ。記事も伊達じゃないね。
そしてメトロリバーはどうか。水温が下がらないことは知っている。さすがに真夏よりは下がるが,水郷のような「冷たーい」がないのだ。実際,真冬は湯気が出ているし。真冬は手がかじかんだら川に手を入れておくと暖まるという,まあ,かなり逝かれた都市河川ならではの状況だが...。
それでも北風が吹く。予報では,僕の行こうとしているポイントで6mの北風が朝からクル。いくら都市部といっても川原である。そして気温が16℃だから,これはきっちり防寒対策をしよう。体感気温は10℃前後だから,カッパの上下を持っていくのがよかろう。
そして,タローさんとセビッチ師匠が利根川ガイドで見事なバスを釣られた記事から,自分なりに仮説を立ててルアーを再構築。釣りは,バス釣りは,これが楽しいんだな。
さあ,明日もニシネ師匠とKさんとの釣行だ。釣り人も増えてきているらしいが,僕としては情報源や友人づくりのチャンスでもあり,むしろ歓迎なのだ。常連さんとの会話はヒントだらけだし。アユはどうなっているかな。
それでも,現地着は8時過ぎかな。まあ,早起きすると眠くなるだけでムダだから,僕はこのペースを続けよう。
そして,再来週からは,自身のメトロバス初ポイントに戻る予定。
かつてなく,熱い冬がやってくる!
ダブル腱鞘炎を,取り急ぎ鍼灸治療で緩和できたので,やる気十分です!
会社では「マンガ好き」の人が多い。だが,僕は同類項ではない。
そもそもマンガ好き・アニメ好きは,釣りキチ同様「なんでも好き」だ。釣りで「釣れれば何でも好き」のと同様,「マンガは何でも読む」がマンガ好き。そこへ行くと僕の本棚は整然としている自負がある。なにしろ,「不要」と思ったら最後,処分しないと気がすまない。
僕は,特定の作品しか読まない。古くは梶原一騎だし,『釣りキチ三平』である。
いま,とくに単行本で期待しているのがこの『インフィニティ・フォース』と『アオイホノオ』である。
ともに小学館であるが,作者が異なるのでまったく異なる。
『インフィニティ』は,タツノコヒーローが21世紀に来て活躍するような話 勧善懲悪ではない,まさにタツノコ路線が生かされている。とくに,僕はタツノコの,よくもわるくも「独特なキャラ」だけで敬遠していたものもあるので,いまは『ポリマー』が大好きだ。
『アオイホノオ』は,作者・島本和彦の自叙伝ともいうべき作品で,1980年代の思い出がよみがえってくる。もう何度も採り上げたが,「原作者とは,作品に自分のイメージを投影するもの」などと僕も誤解していた。梶原一騎がまさにそうであり,そのイメージを引きずっていたが,たしかに違うことが普通なのだ。実物と作者は。
この2作は,対象年齢がおそらくは僕のような昭和40年代生まれだろう。そうでないとついていなけない話題がてんこ盛り。まあ,『インフィニティ』はアニメ化も進んでいるらしい。できれば3Dとかじゃなく,セルで動かしてほしい。「科学忍法火の鳥」「竜巻ファイター」は,昔のアニメでさえも仰天する技術が費やされていたが,それをあえて21世紀のセルでやってほしい。CGにはなじめないのである。
秋は夜長である。ゆえに読書の秋ともいう。僕は,文学作品を読めない浅はかな人間だが,文学をマンガから学ぶことはある。梶原一騎作品はとくに強烈で,それは頭痛を伴うほどに集中力を余儀なくされるが...。
そんなわけで,あらためてオススメしたい2作である。