結論から書けば連続出家である。2連続出家。いよいよポイント移動すべきであろうと,ニシネ師匠・Kさん・オズマの3名は合意した。
季節は着実に進行中。
木々の彩は変わり,水中の様子も変わっていた。
バスは相変わらず50UP確実の「天才君」が見えるが,それが釣れたら苦労はしない。5UPのバスがいなくなっていた。あれほど9月ごろまで湧いていた子バスがいないのである。
そしてアユも,ついにサビアユへと変化。体色は黒済み,すでに産卵を終えたと思われる個体が上流から流されてくる。万物流転,諸行無常の世界がメトロリバーにもある
アルファスAIRは驚きの高性能だ。
左がニシネ師匠のアルファスSV,右が自分のアルファスAIR。ともにラインはフロロ8LB。
結論から書くと,2015年まで夢屋BFSスプールで頑張っていた結構しんどい・ベイトフィネスは,一気に快楽へと変化。
具体的には,ドライブスティック3.5インチノーシンカーがバックラッシュなしで,8LBフロロを背負って文句なしの飛距離となる。
ブレーキ調整はいたって簡単,「マニュアル通り」に「0設定」から少しメカニカルを緩めて,あとはマグダイヤルを少しづつ締めるだけ。僕はダイヤル4.5ぐらいで,ルアーによって使い分けていた。
なにしろ,スピニングと違って「まっすぐラインが放出」されるベイトの構造上,とにかく飛距離が半端じゃない。ベイトフィネスは接近戦,という霞水系ならではの使い方は標準だろうが,クリアウオーターで重要となる飛距離が十二分にクリアされるのだ。
これは,本当に目から鱗である。こんな素晴らしいものをいままで使っていなかったとは....。まあ,それが釣りというものである。
8時30分から16時30分まで,オズマ・ニシネ師匠・Kさん,さらには常連さん他数名で釣るが,誰も釣れない。コイ釣りのおじさんはあきらめて帰宅しちゃったし...。
Kさんからナマズ情報を,ニシネ師匠からビールを頂きました。ありがとうございます。
バス情報よりも新鮮で,ナマズ情報はありがたい。さっそく釣りに行ってみたい場所が何か所か出ている。
ビールは,4月にもニシネ師匠からもらった記憶があるが,Mさんに「バスをもらったお礼」で渡してしまった記憶がある。今度は僕が頂きます。
それでも師匠だけはコイ70UPを釣っていた。
お昼を過ぎた頃に,師匠の竿がガクンとなった。しかし,どうもバスではなさそう。ましてやナマズでもない。
強烈なトルクは淡水の王者のものであり,取り込みに何分かかったかは覚えていない。しかし,今回もKさんのタモによって救われた。ニシネ師匠は「ここのコイ,半端ないんですけど」と言っていたが,僕も同感である。
できれば,同じ70UPならやっぱりナマズがうれしい。
結局,周囲の人もすべてが釣れないという状況で日没終了。
おつかれさまでした。
次回は,大幅にポイント変更予定。メトロリバーは,実は流域だけでは利根川並みの水域(間違っても1日で上流から下流に移動できない)。そのすべてにバスが居るが,食わせられる状態かどうかは別問題。
振り返ってみれば,10月は水郷でも苦労する時期。そういう意味では,メトロリバーでの釣りもまた一興。厳しさの後に,楽しい真冬が待っているのであると思いたい。
末尾となりましたが,Kさん,ニシネ師匠,今日もありがとうございました。