メタニウムmg(00)分解.MOV
まずは参考にした動画から。動画作成した方に深謝申し上げます。
いま,便利な世の中になったのは確か。スマホは個人的理由でもたないが,こうして釣具のOH作業を事前に確認できるのは助かる。
さて,それは休日出勤の振替休暇である9/29の午後である。閉店まで時間のない近所のベリーに行った。
ルアーは1個しか買わなかったが,「はい,今日は30%OFFで」と店長のお言葉が
確認したら,中古リールもそうなんだと。前から「OHしてみたい」という厄介な病気になっていた自分にとって,初めての00メタニウムmgが売っている。6000円もしないぞ。
しかし,SVSのブレーキが不足していた。だが,さすがは店長。SVSブレーキシュー在庫を分けてくださった。
帰宅して,さっそくOH開始だ。
その前に,上記の動画をみて作業内容確認をしたのである。
これは真鍮ギアだ。時代が違うからね。それでも信頼のメタニウム。
実は,メタニウムは「92赤メタ」「97銀メタ」「05ガンメタ」「07メタマグ」を買っているのに,00メタマグだけは買っていない。
たしか,同時期に「スコーピオンMg」が出たので,高価過ぎる00メタマグは買えなかったんだ。
そして,肝心の構造をしっかり撮影する。
なるほど。とはいっても,組み付けに慣れが必要だよね。
清掃は,思い切り汚れていたので「マジックリン+ハブラシ」でゴリゴリした。
オススメはしないが,Eリングが絡まない場所以外は全て自分でOHするので関係ないです。実はこの方法,ニシネ師匠のリールOHでも採用済みです。
さらに,サイドプレートに粘り気のある汚れがあったので「クリームクレンザー・ジフ」でやわらかくこするとキレイになった。
さて,ここからが結構大変だった。結論からいえば90分を要した。
なにより厄介なのが「クラッチ」周り。07メタマグのシンプルな構造を予想していたら,いい意味で裏切られた。
乾かしながらの作業なので,綿棒も20本以上使用。
最終的には,ハンドルノブとレベルワインダー以外はすべて分解・グリスアップ・BB洗浄が成功した。
新品同様だ。これにBFSスプールを入れれば面白いぞ。
実は,八郎遠征のために購入した「クラド」にまったく愛着がわかなかった。そもそも憧れの機種でもなかったのですでに売却したのである。その代わりの機種でもある。
そこで,かなり前から00メタマグを考えていたのだが,実店舗で触らないと安心できない性格なので,購入まで時間がかかったのである。
メンテ道具が実はかなり多い。グリスはもったいないし,なんだかんだでかさばるねえ。
さて,あとは「BFSスプール」を購入するだけ。たしか,ヘッジホッグスタジオにいろいろ売っていたように記憶がある。
ついでに,ベアリングも交換してみるか。まあ,純正ベアリングが調子いい(劣化していない)のでそれでも問題ないけど。
というわけで,自分としてはOHの鬼門でもあった00メタマグだがこれで自信がついた。
これで,アンタレス初期型なんかもセルフOHいけるゾオ(たぶん)。