歯周病菌の及ぼす害が浸透した現在。
自身,子供の頃は歯磨きすらロクにせず,どうりで虫歯になった。社会人になって毎食磨ける環境になったが,歯周病菌の怖さを知るにはそこからさらに時間がかかっていた。
そして思う。
いまの時代,西洋医学で最も重要なのは歯科医ではないかと
子供の頃からしっかり歯磨き習慣。歯周病対策。これを続けていれば,もしかしてずっと健康なのではということだ。
11/10に会社で訃報が流れた。11/8まで働いていて11/9に倒れたらしい。脳幹出血なるかなりヤバイ状態だったという。もっとも,故人と面識はないが,ヘビースモーカーでBMIがかなり高めのイメージだったことは記憶にある。
ヘビースモーカーだった人は,周囲で知る限り脳梗塞になったりしている。共通しているのは,歯が相当にわるい状態であることが,数分の会話からもわかるレベルであったこと。
つまり,喫煙自体の悪影響もさることながら,喫煙から歯周病,そして歯周病菌及ぼすさまざまな悪事がある事実。そう考えると,歯科医の果たす役目は,このストレスフルな時代こそ要求されているのではないかと考えるのだ。
自身の歯も,ようやく3件目,会社近くをかつての上司に紹介してもらってかなり改善した。食いしばりが根本原因で,そうならないための「舌の位置」まで教えてくれた。歯磨き指導もあった。
前の2件は「歯周病ではないがポケットが」「この歯が,神経がないのに痛くなるわけない」と,誤った診断だった。シュミテクトのオススメはよかったけれど,何も変わらずロキソニン地獄が続くのかと思った。
歯科医は外科医と同じで高い技術と知見が必要なはず。本来は東洋医学とも連携してほしいが,これまた敷居が猛烈に高い。
そんな経験があるから,少しでも歯に異常を感じたら,歯科に行くことをオススメする。