もう中身は売り払ってしまったが,箱だけ残っているという。
TD-Zはフリマで購入したが,販売者のいう「大丈夫」は「まったくダメ」だった。
リール中古購入の場合,つくづく中古店の方が「安心感」がある。だが,実店舗が身近に1軒しかなくなったいま,ネットで信用できるものを見極めるのは難しい。
このTD-Z・103Hは,たぶん2000年頃のモデル。STEEZに砂噛みしてしまったとき(5月のGW)に,OHの代替で引き取ってくれるというお店で売り払った。そこは,かつての「近所のベリー」なのだけれども。
リール買い取り価格は3800円だった記憶がある。STEEZのOHが5000円ぐらいだったから,もう本当にこれでいいや,って売り払ったし,買い取った方は「部品取り」でもなんでも使えるそうなので,まあそれでよいかと。
ところが,箱が残っていた。すでにレフトハンドル2台(ZILLIONと16メタマグMGL)を売払ったが,そのときに一緒に売ってしまえばよかったかも。
それでも,その当時の最高技術はわかる。
ハンドルノブにベアリングが入ったのって,たしかこのモデル以降。シマノでも,初代アンタレスにはハンドルノブにBBなんて入っていなかった。銀メタXTなんてましてやない。07メタマグには入っていたが,よく考えるとハンドルノブのBBなんて,メンテナンス箇所が増えるだけで「スムース」ならどうでもいい部分なのかもね。
とにかくロゴがカッコイイ。このロゴだけをワッペンにしたいぐらい。
一応,僕はダイワを支持しているから「TEAM-DAIWA」であっても何もおかしくない。
STEEZブランドになって20年近く経過するが,個人的には「チームダイワ」があまりにもカッコイイ時代(ラリーニクソン,リッククランといったアメリカのバスプロが相次いで招聘された時代)を経験しているので,その「記憶の上塗り」が効いているのだ。
フリマを見ていると,たまに当時物のワッペンなどが売っている。僕もエバーグリーンの30年前のワッペンは持っているが売るつもりなどない。カッコイイので売らないということもあるのだ。
それでも,こうして写真に撮ると「もう,いいかな」とも感じる。
フリマで何か処分するときに,いやいや,箱だけ購入する人がいるかもしれないから,売ってみるかな