第46巻。立ち読みの記憶はあるが。
定期購読に等しいレベルで全巻コンプリート状態。
主役が「イガイガ」こと五十嵐一賀(いがらし・かずよし)に交代して,いよいよタイでのプロテストに挑むことになる。
連載開始時に「50間近」だったイガイガは,たぶん50数歳。ほとんど同い年
体力が猛烈にあるイガイガ。元プロゴルファーだけあって,それはよし。
でも,やはりこの作品の素晴らしさは「セリフ」にある。
ゴルフも答合せ。釣りとまったく同じじゃないか。
バス釣りに限らず,釣りで要求されるのが「答合せ」を楽しめるかどうかだと,子供の頃から感じていた。言葉として理解したのは下野プロが『Fishing to Bassing』で語り始めてからだけど。
ヘラブナ釣りというとても奥深い釣りがあるし,僕もかなりやり込んだ。しかし,その結果は惨憺たるもの。とくに管理釣り場では,隣が50匹で自分がゼロなんてことはしょっちゅう。
釣り自慢を子供の頃から誇ってきて,正直ヘラ釣りではかなりいじけた。野釣りならなんとかなるかと頑張るも,水郷では巨大なレンギョとの格闘が走馬灯のように浮かんでくる。
それでも「エサ」「ハリスの長さ」「糸の太さ」「おもり」などなど,幾千もある「組合せ」を考えて,「答えが決まった」というときは嬉しかった。実際,学生時代は釣り研究会のヘラ釣り大会3連覇。たかだか10数名での大会(年1回開催)だったが,あまりにも釣る自分にライバル心を燃やす後輩を頼もしく思ったもの。
ゴルフもそうだろう。自然が相手のスポーツ。体力は釣りのレベルなど比較にならない。
ホント,ハッシュタグ検索しても自分の記事ばかりヒットする。ゴルファーはかなり居るはずなのに,『オーイ!とんぼ』読者は少ないのだろうか
とにかくTVアニメが楽しみだ。HDDレコーダー,壊れませんように。