単行本の1コマから。
『伝染るんです。フューチャー かわうそセブン』が発行されていると知り,ネットでとりあえず試し読みして即決。平成の時代なら本屋に直行だが,もはや本屋さんにマンガなどロクにない時代になってしまった。
1989~1994年までビッグコミック・スピリッツに連載されていたという。学生時代,もっともマンガを多読していたし,話題もつねに共有されていた。社会人になって脱落した記憶がある。もう,時間がなくなってきて,マンガ読むなら釣りに行くというときだったろう。
個人的エピソードとして覚えているのは「チューインガム」と「チャーハン顔」だ。
「チューイン」って何という雰囲気で,たしか「お,おれもチューインの方を食べたいっす!」というコマを記憶している。当然,このコマが掲載されたときにチューインガムを購入した記憶があるが,なんでもすぐに調べて結果を得られた時代ではない。
さらに覚えているのが「チャーハン顔」だ。当時,「ソース顔」「しょうゆ顔」が流行して,果たして自分たちはどこに属するのだろう,などとマジメに考えていたときだった。
ネットから一部拝借しましたm(_ _)m。たぶん,南勝久先生のものだと?
インパクトはこのWEBマンガの比ではなかったと記憶している。なぜなら,実際にチャーハンばかり食べていたからだ。
細かく調べると,自分は「チャーハン」「ハムライス」「ドライカレー」の3つがほぼ一定の法則で学食で発売されていることに気づき,法則性すら記していた(かなりマジメでかなりアホだ)。
その詳細は「数学会会誌」にあったが,詳細すぎて活字にする気力がない。そもそも40年近く前の話題なんてどうするんだ問題もある。
ただ,記憶が蘇ったのはハムライスのケチャップ味が薄かったことだ。ハムも薄かったし。ドライカレーは普通に美味かったと記録していた。
マンガに戻ると,「チャーハン顔」のおかげで「ワハハ,俺達絶対チャーハン顔だわ(笑)」と友人たちと笑い転げたもの。週6日の学校で,カレーライス・チャーハン・ランチ(ハンバーグ定食がマシだった記憶もあり)が原則のメニューだったから,それはもうアブラギッッシュだったのだ。
熱い青春時代が戻ってくるかと思いきや,21世紀は令和の時代にあわせてマイナーチェンジされていた本作品。定価もかなり高い本体2000円なので,まずは試し読みすることはオススメしたい。
さて,一気に読んでしまって,もう特段書くこともなさそうだから,フリマで売り払うかな...。