今江克隆プロ。代名詞である「情熱」は復活している！

　自分が，約30年バス釣りに対する情熱を失わないのは，たぶん今江プロのおかげ。

　一番身近に感じたのは甲状腺癌。

　自分は片一方だけの摘出で，チロキシンもちゃんと分泌されている（という恒常性の素晴らしさ！）が，今江プロはそうではない模様。

　何より「バス釣りの進化を信じている」ということが，彼のデビュー戦頃から知っている僕としては好きなのだ。

　『ザ・シークレット』でほとんど公開した方法。あのおかげで「記録式魚探」「ヤマタテ」が標準化された。

　他にも，「ハイパーディープクランキング」を可能にした「スーパーディッガー」発売や，電撃アワセのための「ガニングシャフト」などなど，恐るべき貢献度。

　でも，今江プロも「昔の自分」を追ってしまうらしい。

　それはそうだ。大荒れになればなるほど，崖っぷちであればあるこそ強みを発揮してきた記録があるから。

　そんな今江プロの情熱を，改めて知った雑誌であった。

　たまには購入するもんですね。