![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/f9/bb6999e45ee62ea38e1046ee85a65a5d.jpg)
自粛より変な通知があった。それは自宅待機だ。「在宅ワーク」「リモートワーク」でもない。あくまで「待機」である。幸い給与保証はされているが,「やるべき仕事」がすべて会社のネットワーク上にあり,そこに外部から一切ログインできない。なにしろ,20世紀の「社内LAN」だからである。
4/6から週に一度だけ自宅待機することにした。家で仕事できるなら2日でも待機してよいが,それも苦痛だ。通勤も恐怖だったが,もはや慣れてしまったのである。恐ろしい。
はっきりいえば通勤が問題なのだが,いまさら「ブラック企業だった」と気がつくとは遅かった。
そこで,自宅待機日はCDやDVDを全部見直したり・聴き直すようにもしてみる。
ここにあるのは,大枚はたいて購入したアニソンである。発売年度でもっとも古いものは1991年になっているが,購入したときのことをよく覚えている。
あれは大学生が終わる春休みだった。もう新社会人というときだった。ささやかなバイト代が溜まっていた。そこでCD売り場(いまはない)に行って「これをお願いします
」と買ったのが,水木一郎大全集vol.1である。
これらを揃えたのは20代である。ある程度お金が貯まると購入していたのだ。
21世紀のいま,MP3やYouTubeでもこれら「音声」を聴くことはできる。
しかし,再生において「CDの生音源」は侮れないというか,相当に差があるのが僕でもわかる。MP3でも圧縮率を変えれば結構大丈夫だが,クルマの中での再生ならともかく,小音量でもかなり音質に差があるようだ。デッキの違いかもしれないが。
まあ,こんな細かいことはさておき,自宅待機のときにTELがかかってきたら背後からアニソンらしきものが聞こえる...なんてことはないようにしたいものだ
。