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13年も使用してきた「アクオス」(亀山モデル)32型が突然死した。基盤交換ができれば2万円で修理できるが,2万円だと新品が買えてしまうではないか。そもそも13年も使用してきた実感が....あるね。ハッキリいって「日本製」であることに感動したものだ。
そこで,自宅に引篭ながらネット検索して一番安価だった,アイリスオーヤマの32型を購入した...。
購入したはいいが,まずは古いTVの処分に4600円もかかっている。指定処分業者に依頼したらこの価格。どうりで「下取りOK」の通販・店舗で在庫切れのはずである。まあ,いまの在庫切れは中国製品全般に言えることだろうけど。
それにしても,楽天はどの店舗も「入荷未定」だったのにアマゾンだけは「在庫あり」である。僕の家には,市川塩浜や埼玉の川島から届くことが多いが,今回は市川だった。
そしてミニB-CASカードを設定し,ケーブルをつなぐとたしかに映った。
しかし,なにより音声がPCのモニターのような貧弱さ。見た目も,脚がもろくてとても10年使えるモデルではなさそうである。
家電のプロに諭された。「家庭用ならともかく,お客さんには勧めないよ」と。
家電のプロ,実は父である。さすがに「テレビ学校」(というものが昭和30年代にあったらしい)卒業だけはある。電話工事・電気工事なども当然プロの仕事で国家資格電気工事士一級は伊達ではない。84歳である現在も規模は縮小したがいまだに商いをやっているだけはあったのだ。
32型のオススメはパナソニックらしい。その助言を素直に聞かずに失敗したような気がした。
だが,幸い人間の「耳」はすぐに慣れてしまい,イマイチな音声も大丈夫に感じる日々となった。