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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bb-tp0-210129-202101280000953
海外遠征組が日本に帰ってくると,まるで凱旋帰国のようにもてはやす。
しかし,『巨人の星』で嫌なほどプロの厳しさを目の当たりにした。
一徹コーチはいう。「大リーグが簡単に手放すような選手,それはポンコツではないですかな」と。
あれは,オズマ(自分じゃない方の本家)中日獲得交渉のときだった。水原監督も唸っていた。
そして,そうした現実を見てきた。何人の選手が大リーグで壊れてしまっただろう。
そもそも,体格の面で不利がある。バス釣りでさえも成功しているのは大森貴洋ぐらいであるが,彼は当初からB.A.S.Sだったから,他のバスプロとは志も違っている。
プロの世界は甘くない。新庄が「野球を再開したい」といっても誰も相手にしなかった。それはそうだ。48歳で現役時代は浮世ぐらし。そんな選手はあてにならない。そもそも48歳なら監督やコーチに,というのが現実だ。
ゴルフ,バス釣り,野球,様々な世界に「本場はアメリカ」という壁があり,そこを超えるのが並大抵のことでないことは,イチローが証明してくれている。田辺哲男がBASS初優勝したときに僕も感涙したが,それほどまでに壁がある。ああ,ついにやったんだと。「プロ田辺スーパー」というABUのリールを買いそうになったぐらいである。
それにしても契約金が高すぎるのではないか。
せいぜい数億円レベルにして,楽天には「田中将大復帰セール」を開催してほしい,というのが楽天ユーザーの一人としての切なる願いでもある。
まあ,最終的には防御率なり2桁勝利なり,成績で評価されるだろう。