9/2になった。今日は哲さんと西部承水路でボート釣行。
憧れだった。西部という場所。そしてボート。なにより,哲さんとついに対面叶うのである。
だが,計画時には台風接近の関係で危ぶまれた釣行でもある。ボートだからより安全に気を使わないとね。
さて,集合場所はSTC西部マリーナ(9/1に下見に行ってナビに登録しておいた)6時だが,マズメが5時チョイ前だから30分ぐらい岸釣りができるゾ。
前日釣れたポイントに行ってみようと思うのは釣り人の性 先行者はTOPを投げていたが釣れないとのこと。
今日はZODIAS-1610H-2に入魂してみたいなあと考えていたので,ラインをフロロ15LB(ランバトル)のものに変更。そしてまたヘビダン。
ゆっくり歩くと「バフッ」という生命感。同時にフリップ。同時に竿がもうしなっている。
これは巨大魚だ。コイではなかろう。ナマズでもなかろう。バスでもなかろう。もしかしてと期待するとライギョである。オオ,わが愛しのライギョ様。
だが,例によって口を開けない魚である。それでもまたもや2/0フック上顎ガッツリフッキングなので,フックを持って一気に岸にズル引きだ(メチャクチャ重かったけど)。
65cm。記録じゃなくて記憶。ライギョは憧れなんです。
問題はここからどうやって自慢写真を撮るかである。エラブタの後ろに手を回そうとするとなぜか暴れるので,ナマズ同様首をガッツリもって連写作戦。
やった。今回もライギョが釣れた。
これで今日も安心して釣りができる。
だが,膝がガクガクしている。これはアドレナリン放出だ。感動しすぎている。ライギョなら20匹ぐらい釣れても嬉しいけど,実はライギョ引き上げパワーで右腕がおかしくなってしまった。
冷静に時計を見るとあと10分釣りができそうだ。少し移動して,ラインのみ結び変えてアシ際にポトリ。またまたラインが動いている。
ドババババと42cm。嬉しいので自慢写真。メッコなのが気になるけどね。
さて,いい加減STCに向かおう。哲さんはどこだろうか... あ,もしかしてあの雰囲気は。
「おはようございます。オズマです」と声をかけると哲さんだった。そこからはじめましての挨拶を交わして本日の状況を伺う。
結構難しいらしいが「得意な釣り方は釣れる釣り方です」というオズマに「ならば大丈夫でしょう」とお褒め頂いた(見境いなく釣リ好きということです)。
最初は浚渫スポットに入るも北風の影響でかなり寒い。アタリ以前に寒いので,カッパの上下を着込む。これで防寒態勢成功ですとお話したあとは「ザ・八郎」の釣りをしてみましょうとのことでリップラップへ。
一言でリップラップといっても変化を釣らないと当然釣れないが,そこが哲さんならではのスポットを持っているので,あっというまに釣れた。
コンバットクランク120と,スレッジ初フィッシュが来た。
サイズよりもスレッジで釣ったことがないオズマにとってこれほど嬉しいものはない。
そして哲さんいわく「この釣りで少しでも反応があるなら意外とシャローも生きるかも」とのこと。
それでも,またもや浚渫に移動。そこで,まずは一向に竿を振らない哲さんに見本演技を見せてもらう。
あっというまに45UPが哲さんに釣れた。なるほどと感心しながら,ルアーをお借りして僕もフットボール1/2ozで底の変化を狙う。
10投ぐらいしたところでロッドに違和感。フッキングが決まった。すぐに浮いてきたのが45UP。
タモですくってもらいました。ありがとうございます。哲さんに撮影して頂くと右のようになります。デカイやろ?
ルアーから何から本当にありがとうございます。
その後いくつかの浚渫に行くと「実は深い場所にライギョがスクールしていることがありまして」などという話になった。
個人的にライギョは好きだが今日はバス釣りなので,これを避けて移動。慣れると魚探の映像で魚種がわかるそうです。
そして,実は10時くらいですでに右腕がほぼ終わっていた。朝からライギョをパワーロッドで釣ったりしたので,166M-2ならキャストできる限界というところまで悪化。
そこで引き抵抗の少ないスティーズクランク100に変えると,待望の40ジャストがヒット。
このサイズがまとめて釣れたら最高作戦らしいです。
ここから僕は贅沢にも「38cmが釣れる場所ってないですかね」とリクエストすると「45UPよりも厳しいです」とのこと。
そういえば,ここ何回かの遠征では35UPがなぜか釣れていない。なるほど,これはこれで面白いゾ。
ひたすらにまたもやリップラップを投げていると,次のようにポツポツ普通にグッドフィッシュが釣れました。
スティーズクランク強し。腕力のなさを補う名作。
だからスティーズクランクだって。
これでこのまま釣りが続行できるかと思いきや,どんどん風が強くなってきて危険性が増すので一時風裏に非難。
こういう風景に憧れるよね。八郎潟って感じですよね。
強風になってからはさすがに釣り自体が難しいのと,アオコが拡散している影響で活性が下がっている様子。
哲さんとは湖上でいろいろな話で盛り上がり,たぶん釣り時間のほとんどを話しながら釣りをさせてもらいました。非常に楽しいです。
いろいろな共通点があって,二人の話はいくら話しても終わらない。
それでも時刻は切り上げ17時に迫ってきた。11時間のボート釣りがもう終わろうとしている。
ボートランチング後,自分の片付けを優先してしまってすみません。実は体が凍えていたようです。
そして,哲さんからお土産まで頂き深謝致します。本当は自分が用意すべきなのに,なにぶん荷物の制約もありましたこと,この場をお借りしてお詫び致します。
最後に哲さんへ自宅の連絡先メモを渡したオズマは,「今回は強風のため帰宅します」という哲さんと次回以降のお話もして,お別れとなりました。
ボート釣りではSTC管理人様をはじめとする諸関係者の方々に,大変お世話になりました。2018年以降もなんとかして八郎潟に来ます。よろしくお願いします。
そして遂に最終日9/3を迎えた。夕方の新幹線で帰宅なので,14時には釣りを切り上げないといけない。
なんだかんだでやっぱり20時就寝して3時30分起床。それでも,女将さんも旦那さんもお見送りしてくださった。毎晩21時には就寝していらっしゃるとのことだが,本当にありがとうございました。
さて,またまた9/1に釣れた周辺に戻ってしまった。今日は巻物で釣るのだ。それも「普通のサイズ」を。これは結構難しいけど,俺はやる。
9/2に42cmが釣れたストレッチを,今回はスティーズクランクで流す。いやもう体力がないので軽く巻けるこのクランクはイイネ,である。
これぞ読み通り。俺って天才?
45UPを釣らずにこのサイズを巻物で釣ることの難しさを教わった翌日だけに嬉しい。また,SUPER-GTRの驚異的耐久性には今回も舌を巻くだけである。
さあもう1本,朝のうちに釣りたい。やっぱりスピナベでグルグル回ってみますか
このサイズが重要なんだ。
45UPより嬉しいナイスな30UP。それはやっぱり「未知のフィールドでの開拓」ができる実力だと自惚れたい。
だが,自惚れる前に体力が限界である。まだ8時になろうかという時間であるが,ちょいとクルマでおやすみなさい。
30分寝ただけで復活した気力。最後は癒やしスポットに行ってみよう。金網水路じゃないゾ(笑)。
3・4匹目。D-ZONE・FRYで簡単に釣れる。こういう釣りも好きなんだ。例によって写真は傾いてますが正しく持ってます。
5・6匹目。
7・8匹目。以降は写真撮影ありません。もう面倒なので。13本ぐらいまで行ったと思います。
延々このサイズが釣れる脅威の水路。以前へびんさんに教わった水路だが,金網水路よりも魚が素直かも。ただし,デカイのがなかなか釣れませんが。
でも,何より魚のコンディションがいい。小さくても楽しい。
さて,数を釣るのは達成されたし巻物でも釣れたので,一応ライギョ水路に戻ってみよう。最後のフロッグ短時間勝負です。
秋田の空は美しいとへびんさんが言っていた。
ライギョは居るだろうが釣り人のいないライギョ水路。
お昼近くになると暑くなってきました。
そんなわけで,釣りは10時には終了。
カトテマンとしては使い切った4インチカトテの追加をしないと不安なので,秋田のベリーに行くことが今日最大の目標だ。
秋田のベリー。ルアー在庫少し。それでも割引価格適用。
それにしても,買いだめたカトテを消耗するのに2年以上かかったが捨てないでよかった。同時に,カトテの並行輸入品が安価で助かるなあ。
さあ,あとは秋田駅に戻るだけだ。
レンタカーはリッター21.6キロ。軽自動車最高。待合室もいい感じです。
電車待ちまで90分ですが,机で気を失ったりしたのであっというまに16時チョイのこまちがやってきます。
さよなら秋田・八郎潟。また来年。
21時前に帰宅できる新幹線に感動。なにより腰痛もないし,年1回だからこそできる遠征。
そしてオズマの2017年夏休み遠征が終わった。
末筆ながら,哲さん,no-buさん,STC関係者各位,ブログを通して知り合った多くの釣り友達,何より八郎潟復活の機会をくださったへびんさんに改めて深謝申し上げます。
追伸:全部書きあげるのに4時間を要した....。86枚の写真を厳選するのも疲れたが,よい思い出に変えられない。