2年ぶりにやってきたメトロリバー最下流域。クロダイ釣りがいつのまにかチニングに。
流行しているらしいクロダイのルアー釣り。いろいろ情報を確認すると,メトロリバー下流域は2年前と変わらず釣れているようだ。
タックルは1本。ZODIAS-166M-2,STEEZ-SV,そしてフロロ12LBに5gフリーリグ。
2年前は専用のジグヘッドやらワームをしこたま買ったが,普通のバスタックルが使えるようなのでフリーリグシンカーだけ用意した。
GOKI-BURI。このワームにアタリが集中した。午後も。
このポイントは,手前から2mぐらいの水深があり,いいぐあいに濁っている(汚れているのでなく,砂が舞っている感じ)ので,ある程度アピールしつつ,なにより根がかりの少ないものにしないといけない。
2年前の失敗は,「新しい釣り」と意気込みすぎところかも。とにかく根がかりが頻発しないように,しかし確実にストラクチャーを感じることができるように,結局バスタックルでいうところの「万能仕掛け」でやってみるのだ。
巾着の上を歩くと岩が動く。その音にも気をつけないと。
クロダイの警戒心の高さ・利口さは,2年前に嫌なほど味わっている。だから,今日はその復習でもある。ああ,バス釣りでデカイのが釣れないからってのもありますが。
タイドグラフアプリが実に便利だ。やる気が出る時間帯にいま自分が釣っていることがわかるだけでもよい。リバーといっても河口域だからねえ。
そして,手前の巾着にこすりつけながらワームをシェイクする。
「ガッガッ」という生命反応を感じた。同時にフルパワーフッキング
ドバババババ バスの45UPをいきなり水面に持ってきたかのような強烈な引き ジャンプこそないが,その姿は間違いなくカッコイイクロダイだ。
デカイ。やばいくらいにデカイ。でも,弱らせて抜き上げだ。巾着の上にネットオン。
やりました。44cm。2年ぶり。朝9時44分。
興奮が冷めやらない。アドレナリンが出ているのだろうか,膝や手がガクガクしている...。それでもメジャーを取り出して計測・記念撮影。
文句なし
朝,こんなにすぐに釣れるとは思っていないし,当然クーラーなんてものもない。今日はリリースしておこう。
そして,この後はひたすらショートバイトに泣かされる。お昼がちょうど「釣れない時間」なのはわかっているのはよしとして,14時過ぎからのバイトタイムで実に5バイト。
「ガガッ」というバイトですべてスッポ抜けた。ワームを小さくするとアピール不足のせいかまったく食わないし,かといってテキサスでは根がかり一発でルアーが消える。やはり水中は複雑なテトラや岩が多いのだろう。フリーリグでなければ攻略できない場所があるということか。
16時過ぎになってさすがにエネルギー切れ。
でも,半分は出家覚悟ででかけたらこんなよいこともあった。これでまた一週間仕事を頑張れそうだ
それにしてもGOKI-BURIなるルアーの存在は大きいな。予備であと1パック買ってあって正解ですヨ。