水谷一平が解雇されたという。通訳以上の仲だったろうが,所詮は赤の他人だ。
自分が稼げない単位の額を目にすれば,ましてやギャンブル依存症だとすれば,今回の事件も腑に落ちる。
大谷は,これをよい経験にして,L.A.なんぞにいくらでもいる「英語家庭教師」にでも習うなりなんなりで,語学力を磨くしか今後海外での活躍が期待できないと覚悟できておるかな。
バスフィッシングの世界なら,2004B.A.S.S.クラシック優勝の大森プロに学ぶものがかなりある。
彼は,語学力などなくて海外に単身で渡った。とにかくバスフィッシングだけのために。そして,結果を出したし,通訳など不要になっている。孤独な戦いでいえば,バスプロは米国でもマイナーなスポーツに過ぎないから,一般にはどれだけ苦労したかもしれぬ。
しかし,向かい風を「苦労」と捉えるか「上昇気流」と捉えるかで人生は変わる。ワシの息子,飛雄馬も「球質の軽さ」を武器にして大リーグボール1号を完成した。
よいな,翔平。信ずる者は自分のみ。それが孤独なプロの闘いなのだ。
初心忘るることなかれ,とも言っておこう。