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京王線も小田急線も非常によく乗る電車である。とくに京王線は地上駅が多いので運行トラブルが多く,出先で「しまった」なんてこともあったっけ。
乗換駅というかターミナルである新宿が変わるのか
東西の往復は,「大ガード」をくぐったり,南口を経由したり,あとはアルタの近くの通路でしばしば利用した。
というのも,いまの新宿には釣具屋さんが2件ほどしかないが,バスバブル最盛期は西側だけで上州屋・風來堂,あとは有名な中古店のギル,さらにはダイワ資本になる前・ショボイ時代のキャスティングなんかもあったはず。いやいや,新宿サンスイは,最初は歌舞伎町の辺りでOPENし,その後西口に移転してさらにスバルビルの辺りに移転し,気がついたら閉店していたけど。
要は,釣具屋をはしごすることができたのである。僕も20代後半~30代前半だったと思う。とにかくネットで調べて買い物なんてことは珍しくて,とにかくはしごして探すのがアタリマエだった。そうそう,小田急ハルクにも釣具コーナーがあったのを覚えている。池袋丸井のスポーツコーナーに丸勝釣具があったのも覚えているなあ。
学生のときに定期券を持っていたから,新宿はやっぱり一番近い「なんでも揃う街」だった。
東側の「接待を伴う飲食店」には行っていないが,風俗には行った。あの頃は公衆電話で予約して行ったんだ。そうしないと「ボッタクリ」にはあわないけど「客引き」がうるさかったし。ちなみに,客引きを一発で撃退する方法...はここでは書かない。
西側のイカシた感じも好きだった。住友三角街でいろいろなイベントをやっていたし,「太陽にほえろ」のロケがよくされていたので,姉としばしば中央公園に行ったもの。ブルーシートなんてなかった時代である。さらには美味しい中国料理店があって,家族でお祝いがあると行った記憶がある。最低でも15年以上前のようだが。
便利になるのはいい。しかし,不便だからこそ寄り道して見つかる楽しさってものがある。一直線でなく曲道。人生は曲道こそ楽しみ,なんて寅さんみたいに語りたいが,僕が言ってもあまりウケナイだろう。
それにしても,人生経験として「接待を伴う飲食店」には一度行っておきたい気持ちもある。相場もまるでわからないけど,釣りキチオヤジの話を聞いてくれるだけでも楽しいんじゃないか。いや,諭されるのがオチだろうけど。