オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【第100回箱根駅伝】母校総合3位入賞。素直に嬉しい。

2024年01月03日 18時03分13秒 | オズマの独り言

 箱根駅伝が終わった。第100回大会だからなのか,学生連合チームはなかった。

 青山学院の勝ち方は想定していた。1区で9位だったが「こんなもんじゃない」と家族に説明していたらあっというまに逆転。

 いや,一番驚いたのは母校の活躍だった。

 いままで,往路で少しでも調子がよくても復路で抜かれたり,正直いつもイライラしていた。

 「山の妖精」は見事区間新記録。誰よりも軽やかに走り抜けた。時代が変わった。

 初出場が20年前だという。たしかそのとき,父と箱根湯本まで応援に行った記憶がある。見ていてあっというまの出来事だった。総合はほぼビリだった(19位だったようだ)が,応援する人々の気持ちが嬉しかった。

 少子化が極度に進んだ日本で,そもそも学生集めに苦労する大学が多い。事実上,入試があるのは関東圏でいえばGMARCHレベルまで。あとはもう自動的に入学できる時代。

 駅伝にもいろいろな大会があるが,ハコネだけは特別。正月2日間,朝は7時から午後14時ぐらいまでぶっ通し放送。そして視聴率も半端ない。

 つまりは,費用対効果の面で,関東圏の大学は男子駅伝に力を入れているところが多くなった。ゆえに城西に至っては女子短大は募集停止した。

 高校が高校野球に力を入れているように,大学はやはり箱根駅伝なのかと思う。反面,関東の大学だけで構成されることに将来性を危惧する。「全国」箱根駅伝であってもよいように思う。まあ,予選会は必須で参加校は25校ぐらいまでが交通規制上限界だろうけれども。

 それにしても駅伝監督は大変らしい。ある大学では生活習慣からの指導になっていたそうだ。実際,普段の生活がもろに影響する。「駅伝バカ」になって実社会で通用しないのでは大学の意味がない。そんな理由を悟ってなのか,駅伝を最後に陸上生活を辞める生徒もけして少なくない。

 さまざまな人間模様が垣間見える箱根駅伝。

 次回は101回大会。気が遠くなるようで,もうすでに準備は始まっているだろう


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