「ChatGPT」について,見識者やらがなにやら言うてるけども,オラとしては「自分の目で確かめ,自分で触ったもの」しか信じられねえってところだべ(ほぼ,三平くん)
まずは,自分の業務でもっとも苦労している「原稿修正」だ。
ほれ,このwordで書かれた文章を「ちゃんとこの意図通りに,言い回しを修正してみろ」と指示したら,何も変わらなかった。
他の原稿でもだめだったので,どうやら「編集・校正」には不向きのようだ。
では,話題となっている「模範解答」をやらせてみよう。「論文」で800字で答えるって問題だ。
ずいぶん考えていた挙げ句,出来た文章をwordの校閲機能で「助詞の連続」と指摘されている。たしかにwordの校閲機能,相変わらずなかなか「やるな」という感じだ。
まあでも,何も生成されなかったわけではない。尻切れトンボで終わった模範解答も,わるくはない。たたき台としては使えそう。
さあ,ご期待の「数式検算」をやらせてみよう。高校数学レベルなんだから知見に溢れて...エラーとなって終了した。
最近話題になっているのは「自分のイラストがAIでリマスターされて拡散されて,著作権侵害だ」という騒ぎ。
何度も言うけど,著作権を主張するのは大いに構わないけど,「模倣が簡単でない」独自の文章なり絵画なりというレベルに至るには相当の苦労があるはず。
言い換えれば,芥川賞・直木賞作家(本屋大賞ではない)の文章が「生成」されるとは考えにくいし,そもそも「助詞の連続」をwordに指摘されるレベルだから,いまのところ執筆・校正は人間の機能が上だと思う。
声高に叫んでいるのは,少なくとも「誰でも知っている」絵画でもなんでもないイラストなどばかり。あんた誰ってレベルですよ。著作権はあるけれど「それだけでは食っていけない」から叫んでいるように見えてしょうがない。
ブログでも「これは俺の文章」「誰々が勝手に使った」なんて話題があるが,その前に「自分の文章は,日本語は,何にも影響されずに形成されたもの」だと言い張れるのか,って文句を言っている人には聞き返したい。
そのぐらい「オリジナル」の話は難しい話題。たとえば「三角関数」は誰が描いても「三角関数」という客観的事実なのだから。
でも,ルアーでいえば「ムーンサルト・クランク」と言われるCBシリーズなどはまさに「独創」だ。事実,コピー品など出ても消えてしまった。
中国系の通販サイトに行くと様々な「パチモン」が売っている。しかも,価格が「1円」だったりする。でも,間違いなく中国本土からの送料の方が高いだろう。
パチモンといえば,釣具ではOEMと名を変えて様々なリールが出ている。でも,やはり断言しよう。リールでシマノ・ダイワ以外を買うと後悔するってことを。シマノ・ダイワの安物ならOKだが,3流メーカー(というより商社)ものを買っても後悔するゾ。
大きく話が逸れたが,「独創」「創作」についてAIがもたらす「恩恵」を活用するのが賢い生き方だと思う。そもそもAIに出来ないエッセンシャル・ワーカー系の仕事は低賃金でも続く...のかねえ....。