「 畦塗り 」 の儀式に出て来た
「 くろぎり 」 でおどけて見せる
御田植式前に法要が行われた
御田植式前に挨拶をした新貝中津市長
正平寺本堂
三基の神輿が祭られているお堂
御田植式前にお堂の前でお経が上げられた
檜原山に入って行く道に掲げられた案内板
本堂下には未だ桜が残っていた
正平寺に祭られている阿弥陀如来像
本堂から境内を望む
大分県耶馬渓町津民にある檜原山 ( ひばるさん・739m ) の正平寺で行われる
鎌倉時代に始まったとされる 「 桧原 ( ひばる ) マツ 」 は、
五穀豊穣を祈願する神仏習合の特異な祭りで700年の伝統を誇っている。
先週の日曜日の4月13日に津民地区桧原山正平寺で、
700年以上の伝統を誇る神仏習合の奇祭「桧原マツ」が開催された。
今年は雨が降っていたため、近年になく珍しく本堂の中での開催となった。
例年の境内ではなく、お堂で行われるのは、この60年に三度だけという。
それだけに演者と仏像を一緒に写真におさめることは珍しいものとなった。
最初は雨で残念だと思っていたが、仏像と御田植式が同時に観れるのも
そんなにチャンスはないことだし、ある意味良かったのかも知れないと思っている。
メインイベントの 「 御田植式 」 では、水とめ・田うち・畦ぬり・くろぎり・
しろかき・種蒔き等稲作つくりの一連の所作を古式にのっとり、
演者と観客とのユーモラスな掛け合いで場内は拍手と大爆笑に包まれた。
今年は雨で神輿も見れなかったし、御田植式も堂内だったので、
来年は晴れを期待して、またこの地を訪れようと思っている。