昇開橋になっている 「 本渡瀬戸歩道橋 」
本渡瀬戸歩道橋の向うに本渡瀬戸大橋が見える
本渡瀬戸歩道橋 ( 昇開橋 )
動画 「 本渡瀬戸大橋を渡る ( 本渡 → 有明町 )」
■ 天草瀬戸大橋
■ 形式 : 鋼連続桁
■ 橋長 : 702.5m
■ 完成 : 1974年
「 瀬戸大橋 」 といえば、岡山県の下津井と香川県を結ぶ
あの 「 瀬戸大橋 」 を思われる方も多いだろうが、
この 「 天草瀬戸大橋 」 は、ループ橋で、
熊本では牛深の橋ともども有名である。
3、4年前は毎年のように、牛深ハイヤ踊りを兼ねて
天草の灯台や石橋、天草炭坑などをめぐっていた。
当時、車内でよく聴いた池田 卓や島唄を流して、
天草の海に三線の音が溶け込んでいた。
天草の上島と下島の間にある 「 本渡瀬戸 」 。
この瀬戸の長さは約3kmほどあるが、幅は約100m程度である。
この瀬戸に2つの橋が架かっており、
1つは歩道橋である本渡瀬戸歩道橋で、
もうひとつが車も通れる天草瀬戸大橋である。
この橋は船が通る高さをかせぐために
橋の両サイドがループになっている珍しい橋である。
ちなみに歩道橋である本渡瀬戸歩道橋も
船が通る時は橋桁が昇る昇開橋で、これも珍しい橋である。