ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

壷阪寺

2008-04-02 20:51:09 | 歴史
橿原から飛鳥を越えて、やっと着いたのが西国三十三ヶ所第六番の壷阪寺です。

いやぁ~なんちゅうか、ここもなかなかマニアックなお寺でした!駐車場に着いただけで人気のないテーマパークの様なあやしいニオイがしますww
参拝受付で入山料の他に駐車場代も支払うのですが、スクーターで来たのを見られていたのか「ゲートが上がりましたか?」と聞かれたので「はい!」と答えると「それではスミマセンが駐輪代がかかります。」と言われた。ん?もしかするとゲート横をすり抜けていたらタダだったのかな?・・・と思いつつも言われるがまま料金を支払った・・・



仁王門の手前に大講堂という大きな建物がありました。門の内側だけでは入りきらなくなったのでしょう・・・



門のところには仁王さんの下駄が置かれていて、どんなご利益があるのかなと案内板を読んでみたら、「これにのって記念撮影してください」って書いてある!なんかすげぇ~!と思ってしまった!

気を落ち着けてww先に進もう!と思ったら、またスゴイモンが見えました。


↑写真では分かりにくいかもしれませんが、結構な大きさなんですよ!これ!

壷阪寺はインドで慈善事業をしていて、ここにある石造などはインドで造らせたのを持ってきたものだそうです。デザイン的には至って日本風・・・



石像のあるところから一段上った所に三重塔と本堂などがありました。

最初、三重塔前にある礼堂が本堂だと思ったのですが、本堂は礼堂から奥に入った所に別の建物としてありました。本堂は八角円堂で、本尊は大きな十一面千手観音坐像でした。久しぶりに千手の坐像を見たような気がします。
この本尊が沢市お里の話で有名な壷阪観音です。本堂に沢市の杖が置かれていて夫婦仲などの異性関係に良いということなので私もスリスリしてきました。

礼堂の入り口で御朱印を貰うとき、前の法起寺の御朱印を見て珍しそうだった。
西国三十三箇所を廻っている方の多くは専用の御朱印帳を使っておられるし、斑鳩から離れているので、めったに見ないみたいだった。
国宝の三重塔を見に行ったことを話していると「観光客は多かったですか?」と聞かれるので、「いや、ここの方が多いです!」と答えた。事実、法隆寺はともかく、法起寺とでは、こちらの方が参拝客が多かった・・・



本堂を一歩出るとやっぱり怪しい空間が広がっています・・・


↑道路を越えた所にあった涅槃像とデカイ観音立像!


↑石造りの納骨堂のレリーフはインド風!
ここまでくるとアバラか筋かわかりませんwwけっして意地悪ばあさんではありませんよ!

帰りにお茶とせんべいの施しを受けて帰りました。












コメント
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