ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

出雲大社

2008-05-07 23:38:27 | 国宝の建築
寄り道し過ぎて出雲大社に着いたのは10時前でした。

この日、車を飛ばして出雲大社に行った理由は寺社めぐりが好きな人は判っているでしょう!

あぁ~もうすぐ見れるんだぁ~と、はやる気持ちを抑えつつ、まずは車の中でラフな格好から多少フォーマル(靴とベルトを持ってくるのを忘れてしまい、普段スーツを着ないおっちゃんが、しそうな間抜けな格好ww)な服装に着替えます。

着替えながら周りを見ていると、次々に新たな車が入ってきます。さすがに人が多そう・・・スーツ姿の人も多く目当ては、みんな同じみたいです。

駐車場から本殿に行くには鳥居をくぐらなくてもいいのですが、やっぱりここは少し戻って鳥居をくぐってから参拝することにしました。



本当のことを言うと、もう一つ手前に大きな鳥居があるので、あんまり意味が無かったかも・・・




やっぱり、こういうの↓を見ると出雲に来たなぁ~と実感します!



と、悠々歩いていたら、なんと銅鳥居をくぐる前から人が並んでいる!
参拝はあとにして、そのまま最後尾に並ぶことにしました。

並んでいる人の多さに戸惑ったものの、以外に進みが早い・・・

並びながら辺りをキョロキョロ・・・


↑東十九社、神在月に八百万の神が御泊りになる処、西にも十九社ある。

受付で記帳をすると拝観のしおりと拝観之証が貰えた。

八足門の辺りは古代の本殿があったとされる場所です。


↑八足門

通常、一般の人が入れるのは、八足門までなので、ここから先が未踏の地ww



楼門のすぐ向こうには本殿が待っています!早く入りたいぃ~

と、ここまでしか写真を撮れないので、ここから先は私のつたない文章でww

楼門をくぐるとすぐ先が本殿に上る階段なので、その手前で靴を脱いで並んで昇って行きます。注意事項を聞きながら、階段を登ると、すぐに観れるのではなくて、まずは左回りに縁を廻ります。すでに、この時点で柱の太さと想像以上の高さに圧倒されました!すごいわ!やっぱり!一枚一枚の木材が相当丈夫なのか、百人以上は乗っていると思うのに軋みもしない縁にも驚きです!

やっと、廻ってきた、その時、まずは開けられた蔀戸の前に20人ほどが前後二列になって座りながら中を覗き込みました。後ろの列からは天井画が見えないので前の人が次に進んだ瞬間を逃さず前列に移り覗き込みましょうww見所は八雲の図はもちろんのこと、心御柱と、西側奥にある客座と東側奥に微かに見える内殿です。おそらく観れるのは一生で一度きり!よく観ておきましょう!この後、蔀戸から扉側に移りますが、そこからは見るものが、ほとんどありませんからね!

内部を見て思ったことがあります。
本殿が大社造っていうけれど、実は本殿と思っていたのは覆殿もしくは拝殿で内殿こそが本殿ではないか!?出雲大社の内殿は切妻の平入りで、よく対比される神明造と同様!?ということです。
中を見ると、国造家の宮司が、東側手前の扉から入り、西側奥の部屋まで進んで、横から客座の五神に見られながら、御神座の祭神に謁見するような姿を想像してしまうのは私だけでしょうか?出雲大社と国造家の秘密主義的なものも、この辺りに起因しているのではないでしょうか?


本殿拝観を終えて改めて拝殿、仮本殿に行き参拝しました。




↑奉納神楽


↑国宝!出雲大社本殿!

外から本殿を写しました。人がいるので大きさが実感できます!



↑素鵞社

大国主大神の父とされる素戔鳴尊が本殿の真後ろに祭られています。もともとは、こちらが出雲大社の主祭神だったとの説もあるそうです。


↑出雲大社教の神楽殿

皆さん硬貨を注連縄に埋め込むのに必死ですww


出雲大社には何度か訪れたことがあるのですが、今回、本殿の特別拝観の時期に参拝できて本当に良かった!ミーハーなんですが、一生に一度といわれればねぇ・・・
皆さんも、まだチャンスがあるので行ってみませんか?人の多さは覚悟しておいたほうが良いと思いますけど・・・



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