先日、久々に戦争物の映画『山本五十六』を観てきました。
大東亜戦争モノの映画はほとんど観ているし、山本五十六の話も本などに書かれていることはほぼ知っている。
なので、今回の楽しみはCGの出来栄え・・・最近のVFX技術で戦闘場面がどれだけリアルに見えるかを楽しみにして観ました!
以下、批評!
メインは山本五十六の戦争観と戦死するまでのエピソードですが、山本五十六の教えを託された一人の若い新聞記者の目線も少し取り入れている。
ストーリーで感じたことは、今までの大東亜戦争映画と違い、マスコミとそれに踊らされる民衆を批判的に描いていること・・・これを描いた映画は今までなかったと思う!これについては完全にとは言えないけれど同意できるし、政府もマスコミも信用できない今、肝に銘じていたいと思っていることです。
戦闘におけるストーリーは時間のためか?戦史に残るエピソードを少し飛ばしすぎているので、あれ?っと思う場面が少々・・・
それにしても山口多門はいいとしても、山本五十六を美化しすぎ!
南雲長官をコケにしすぎ!ww
まぁ、一般的な見方はこの映画の通りなんだろうけど、南雲だけがだめだったわけではないし、山本五十六が必ずしも優れた指揮官だったわけではないと思うんです。
せっかくマスコミと民衆の批判をしているのに山本五十六一辺倒では矛盾と言うか、やっぱり偏った見方になっているようで・・・気になりました。
最後にVFXなんですが、違和感はあまりないものの、これと言った見所もなく、あまり大したもんではありませんでした・・・残念!
ただ、戦備オタクでも雇っていたのか?大和が初期の兵装だったりして、そんな所はチャンとしてました!ww
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