たくさんの尊い命が奪われてしまった「阪神大震災」から、今日でまる16年となる日です。残された家族の方達の「長い16年です」「此処へ来ると人ごみにまみれてふと現れるのでは・・」と言った想いがニュースからも痛切に伝わってきます。
もうすぐ10万棟を超える建物が全壊した被災地では、震災復興土地区画整理事業が完了する見通しと言うことですが、復興公営住宅の独居の高齢者が全体の4割を占めるとの新たな課題も生じているそうです。
(朝日新聞朝刊、夕刊より)
御遺族の方達の辛い16年は、毎年この日を迎えると、あの日の不安な1日を明確に思い出せても、大した被害もなく16年を過ごしたpekoとは、計り知れない程のものです。犠牲者の方達の御冥福をお祈りする(合掌)ことしかできませんが、御遺族の方々もお体ご自愛の上お過ごしくださいませ。
左の写真、武庫川の中州に市内で亡くなった人と同じ数の懐中電灯でライトアップされた「生(せい)」の石積みのオブジェを紙面で見ながら、「生きる」為の命の大切さを考えて生きていかないと、と再認しました。