アドベンチャーワールドの海獣館には、皇帝様と王様がともに住んでおられます。
ご親戚筋にあたる両家の見分けを極めるには絶好の場でございます。さて、いかが？
同じ場所の少し右寄りを色合いの違う写真で。
『皇帝』『王様』と指差し確認で楽しんでみましょう。なお、写真の王様は換羽に入っているのでふっくら仕上げにつき、本来よりも太くなっております。
「ワシがいちばんイケてるで～」と婚活期のキング。
換羽が終わってピカピカの羽で勝負します。うなじのワンポイント刺繍がオシャレ。
じっと見ていると、なにかワケのわからない生き物の顔に見えてくる換羽模様も。
こちらはゴージャスなストールふうのアレンジ。足の上のフリルもハイセンスです。旧羽はあと半分残ってます。がんばってね。
以上、アドベンチャーワールドでした。
お知らせ： 次は７日です。
ど、どちら様で？と思うくらいすごいアデリーペンギンの換羽姿。すさまじい膨らみ方です。
頭の地肌が見えてます。その上に、浮き上がった旧羽の断面が。ぶ厚いですね。
それと、アデリーの黒い燕尾服を作っている羽、中の方は白いこともわかっちゃいます。
アドベンチャーワールドでした。
海響館のフンボルトですが。換羽絶頂期のもさもさ個体と、換羽終了スッキリ個体が入り交じっています。
ここは波のあるプールの、まさに波打ち際。もさもさペンギンたちも、波に乗りたいでしょうね。でも、ぐっと我慢。というか、気分が乗らないかも。
左： 「ワシ、絶賛換羽中～！」
中： 「ふ、もうちょっとやな。」
右： 「おかげさんでスッキリしましたわ～。」
同じく海響館の、波のないプールのフチに並ぶ、換羽ステップの見本みたいな３羽。
たくさんいる中には、水に入る換羽中個体も見かけます。ですが、「なんや調子わるいな～」という顔をして、すぐに上がっちゃってました。
「どや、フリッパーはピカピカや。」
バードランドのモサモサ王、頭部と胴体は換羽絶頂期ですが、フリッパーだけはスッキリほっそり。
横から見ると、部分的に完了した脇腹に、クッキリとたるみが出ております。
たるみはお肌の大敵！ですが、大丈夫。換羽が終われば、またモリモリ食べてぴっちりピチピチの白いハラに戻ります。
どの部分から旧羽が抜け始めるかは、個体によってある程度決まった傾向があるようです。下半身だけ先に済んじゃうとか。
このキングのようにフリッパーが真っ先にきれいになるのは、ジェンツーでよく見られます。