おたる水族館のジェンツー、気になっていたジェンツーが去ると、次のジェンツーがやって来ました。紐がはずれているのも、彼らがやった工作の結果でしょう。
「ちょっと通るで~」 キングが1列でやって来るのは、狭いところなので当然かもしれません。が、よく見れば道幅は2羽か3羽並んで歩けそうです。だからといってそのへんのジェンツーを蹴散らして広がって歩くのではなく、1列で静かに進む、わきまえた王様方でございました。
大きな石がゴロゴロ、と思ったら、お昼寝中のゴマフアザラシ集団でした。おたる水族館。
陸場のフチに鉄筋が飛び出していますが、ちゃんとキャップがかぶせてあるので、だいじょうぶです。
気持ちよさそうにアクビする越前キングの、大きなお口。
こうやって口を全開にしたときの両クチバシ先端の距離は、ペンギン18種のなかでキングが最大なのだそうです。つまり、クチバシが長いのでございます。
越前王、首を伸ばしてイケてる自分にご満悦のお姿。
観察によりますと、彼らは鏡に映る自分の姿を「別のだれかがいる」とは思ってないようです。首を伸ばして自己主張や求愛をしているときに隣で別個体が同じことをすると、「おまえがやるな!」と攻撃するのが普通です。ですが鏡像が自分と同時に首を伸ばしても攻撃することはありませんし、鏡の前で抱卵中に、近いからといって鏡像をつつこうとすることもありません。
越前松島水族館のキング、プールサイドでじーっと立っていました。正面から見ると、お顔はまんまる。長いクチバシの長さがわからない代わりにお口の横幅がよくわかります。ピンク部分の上辺がパカッと開くお口のラインです。
プールの掃除後、新しい水を入れています。ペンギンがプールに落ちないよう、フェンスで仕切ってあります。しばらくお待ちくださいの、越前松島水族館でした。よく見ると、サボテンの間とか巣穴の中とか、フンボルトが隠れていますよ。
越前松島水族館のイワトビです。なんかずいぶん顔が大きいと思いませんか?
向きを変えました。横から見ると、ずいぶん前かがみになって立っているのでした。
あちらでグッタリ、こちらでバッタリ。ジェンツーのヒナが倒れている!? だいじょうぶです。安心して熟睡している姿でございます。アドベンチャーワールドのペンギン王国2F、子育てシーズンたけなわのジェンツーエリアでした。ここでは照明パターンが南極モードなので、子育ての様子は冬に見られます。この写真は12月。