「だれが行き倒れやねん。」 かき氷シャワーで涼んどるだけでっせー、海遊館のアデリーペンギン。
さて、やんちゃ盛りのイワトビ亜成鳥、ぴよぴよの赤ちゃんだった頃がこちらの写真。お母さんに口移しで食べさせてもらっているところです。見守るお父さん。
キングペンギン以外のペンギンは、ヒナ時代があっという間に終わってしまいます。孵化して2ヶ月くらいで巣立ち時期となります。イワトビの繁殖シーズンは春からスタート。
海遊館のイワトビペンギン。さて、この中にこの年生まれの若鳥(亜成鳥)が2羽います。探してみてください。
見つかりましたか? まずは写真左上の、岩棚に立っている個体。冠羽がないので頭がつるりんと丸い感じです。黄色いマユもかすかに見えるだけ、シュッと伸びる飾り羽はまだありません。
もう1羽は右寄りで寝そべっている個体。こちらも冠羽はまだ伸びていません。顔の色が白っぽいのは、個体差。そのうちにまっ黒になります。
お知らせ: 次回は8日の予定でございます。
こちらは越前松島水族館のキングペンギンひな。つぶらなお目々が愛らしい、まだちょっと小さめの頃です。
キングの場合、夏に生まれたヒナが亜成鳥になるのは春。その間、長く楽しめます。ヒナ誕生のニュースがあれば、ぜひお出かけください。
キングペンギンのヒナちゃん、お顔がシワだらけ。ぎゅうっと首を縮めているからでしょうか。
キングのヒナは、「あれってゼッタイ長老やで。」「お年寄りだから色があんなのかな。」とか、あらぬ誤解を受けることがしばしば。ほわほわでカワイイのにね。
旭山動物園のキングペンギンひなちゃん。凛々しいですが、ちょっとコワイ。オトナよりも目つきが鋭いかも。
目の下(ほんとは斜め後ろ下)にある穴は、耳の穴です。耳たぶがありません。オトナになると羽根にびっしりと覆われてしまい穴は見えなくなっちゃいますので、今が見頃でございます。
こちらは越前松島水族館のペンギン初詣風景。フンボルトがわしわしと入場してきます。
さて、久しぶりに若鳥(亜成鳥)探しです。この写真には何羽写っているでしょうか。
亜成鳥はヒナの綿羽(ほわほわ羽根)から正羽(オトナと同じ防水羽根)になった段階ですが、お顔の白黒がハッキリせず、胸のラインもありません。
答えは『2羽』です。中央先頭に堂々と1羽。そして右手のフェンス手前にもう1羽、お顔が見えています。なんだかちょうど保護色っぽい感じになってますね。