背中がかゆかったキング、首を180度回してちゅくちゅく。ここまで回るとは! 越前松島水族館、冬のペンギンお散歩タイム。
「足の裏が見たいと申すか? 苦しうない」というワケじゃなくて、首を掻こうとしている登別キングですが。下は拡大写真。
ちょっと人間の手のひらと似てる?
ペンギンも鳥なので4本指ですが、そのうち1本はこの角度では見えません。とても小さくて、内側の少し上についます。5月10日の記事『広場のペンギン観察』に、フンボルトですが足指の写真があります。
「ああ~っ」と大きなお口。ほぼ頭の幅いっぱい、長いクチバシのもう少し目に近い所からパックリ。
何もなかったかのようなすまし顔。
キングペンギンは、開いた両クチバシの先端どうしの距離がペンギン中最大なのだそうです。
モデルは越前松島水族館の『姫様』でした。
絶賛換羽中! 絶好調! キングペンギン換羽中の図。年に1度、春から初夏にかけて、古い羽がもそそっと浮き上がってきて抜け落ち、新しい羽に更新されます。3週間前後かかります。
ヒナがオトナになる換羽とは別物です。オトナの換羽は古い羽と新しい羽の配色が同じ。
ヒナからオトナになる場合は、この全身茶色の綿羽が抜けます。なので、途中で身体に残っているのは全て、長い茶色のふわふわした羽毛です。
広場の出口はここ。自主的に集合します。
来た道を戻り、スロープを上がっていくフンボルトたち。ちょっと前かがみの姿勢が『お疲れ様』みたいに見えますが、元気にスタスタと歩いてます。越前松島水族館のペンギン散歩でした。
「おやつおやつーー!」とせがむフンボルト。見て見ぬフリのフンボルト。広場に出てきたペンギンは自由に過ごします。
近くに来て観客サービスに努める働き者も。普段よく見えない足の観察をしましょう。足指は4本。4本目は白丸で囲んだところに、ちっちゃくついてます。爪のガッシリ感が、ちょっと意外だったりします。
フンボルトのお出ましです。ペンギン専用路をゾロゾロと、
広場まで歩きます。越前松島水族館のペンギンのお散歩、フンボルトは通年、寒い時期はキングのお散歩も。
登別のキング集団、『ニクス城』の前を通過中。狛犬のようなライオン像がちょっとシュールな背景に。
こちらは普通の背景。生け垣区間を通過中です。
優雅に水面に浮かぶタンチョウ?! ツルって泳げるの?!と思ったら、長い脚で水面ぎりぎりに立っていました。あまりに暑いので涼んでいたのかも。シェーンブルン動物園。
力泳するフンボルトの周りに空間のひずみが!なんていう写真が撮れたりします。アクリルについた水滴の跡や表面を流れる水が写ってしまうのがモンダイです。
水滴などのスキマから撮ると解決したりします。鳥羽水族館でした。
鳥羽水族館のフンボルト、タマゴを温めています。ハラの下に見える白いのがタマゴ。巣箱のペンギン形出入り口がキュートです。
越前松島のキングは左手鏡前を陣地にしています。鏡に映って実際より多く見えますが、さて、実物は何羽いるでしょう。
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8羽います。飼育羽は9羽ですが、お年寄り個体1羽が別室に引き上げたところです。