雪の冷たさをしみじみとハラで味わうキング。前回のキングも、最初はこんなふうに寝ころんでいたのでしょう。力を抜いているからか、ぼてりんとハラ肉(脂肪?)がひろがって、ゆるい水入り風船みたい。
腹這いになってフリッパーばたばた、足を蹴り上げ身体を揺らし、暴れキング?なにやってんの?
ううーんとフリッパーと足を伸ばして、気持ちよさそう。おくつろぎ中でした。ただ気になるのは、雪のヨゴレがハラにしっかりとプリントされているだろうということです。旭山動物園にて。
あらカワイイ!お手々に雪が! 旭山動物園、ふんわり積もった雪の上を走り回っていたフンボルトが巣穴に引き上げます。フリッパーには雪がくっついています。フンボルトはチリやペルーの沿岸部に棲息する温帯のペンギン。旭川の寒さはちょっと厳しいでしょうが、慣れちゃったみたいですね。
旭山キングのヒナ、周囲の野次馬を自力で追い払っているところ。もう『中身』はオトナサイズ、クチバシもご覧の通り。ヒナに触りたくて寄ってくる子育て欲の強いオトナたちを、フリッパーとクチバシを振り回して遠ざけます。
ペンギンは鳥ですから、身体は羽で覆われています。ですが、イルカみたいなつるつるゴム感があるように見えることも。高密度にはえた羽がしっかりと重なっているのです。表面の手触りはサラサラです。モデルはエディンバラ動物園のキング。
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「ぴゅーちゅちゅ!」と鳴き声をあげるキングのヒナは、中くらいのサイズ。このくらいだと、まだまだ親のどちらかはヒナについています。アドベンチャーワールドでは繁殖ペア用に分譲団地を造っています。石囲いの中にいる個体が親でしょう。
旭山動物園、ある冬のキング一家です。ヒナをはさんで向かって左がお父さん、右がお母さん。
ヒナのサイズは親と同じになっています。ふわもこ幼綿羽の下ではオトナと同じ正羽の準備が進んでいます。
海遊館のアデリー、雪塊に擬態? ていうか、ペンギン頭の人間には雪塊がペンギン似に見えるかも。
アデリーペンギンの尾羽は結構長いです。ただし、わりと早くすり減りますので、換羽後しばらくの期間限定。
キングの、ちょっと恐竜めいた足に鋭いピカピカ爪。指先が上がっているのは、いわゆる『かかと立ち』しておやすみ中のポーズ。越前松島水族館のハッちゃん。
カキ氷の小片をおでこにのせて、カワイさ倍増のアデリーペンギン。海遊館では天井から氷を削ったみたいな人工雪を降らせていて、カキ氷浴びするペンギンがよく見られます。
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