名古屋港水族館のエンペラーが岩壁際で深く反省中のような姿勢。ハラの羽毛をていねいにお手入れしているところです。岩棚にいる「ちゃんと反省しとるかぁ？！」みたいなヒゲペンひながキュート。
エンペラーはほとんど常にフリッパーを体側につけて『気をつけ』のかたちにしています。極寒の野生棲息地で体温をなるべく逃さないための習性なのでしょう。
旭山動物園のキングひな、なんだかわからない体勢になってます。まず、向かって左がハラです。フリッパーをぐいっと後ろに開いていて、首を身体左側に曲げて耳を身体にこすりつけて掻いているような動作をしています。
フリッパーが白っぽいのは『手のひら』側で、他の部分より早く幼綿羽が抜けています。
矢印の先、カーブを描いて凹みがあります。これは、普段のフリッパー位置。もふもふの羽毛が深いので、身体にぎゅっとくっつけているフリッパーの跡が残ります。
海遊館のキングひな、つづきます。ひとり遊びするヒナに、仲よさげなペアが接近。彼らは繁殖シーズンに残念賞だったのでしょう。よそのヒナでも近くに寄って、親の気分を味わってみたいのかも。
海遊館のキングひな、オトナと一緒にカキ氷の雪をあびています。ヒナの羽は暖かいけど撥水性がありません。とけたカキ氷の水が羽にしみ込んで寒くないかとちょっと心配ですが、じつはこうして涼んでいるのかも。
キングのヒナちゃんと、ゾロゾロついてきたオトナたち。行き止まりでガラス際の人間を観察するヒナ、先頭にいるオトナにフリッパーが触れています。
振り向いたヒナ、フリッパーがぎゅうっとオトナに当たります。させたいようにさせているオトナ。ですが、
オトナがほんのちょっとクチバシでヒナに触った途端、ヒナは
大暴れして走り去りました。自分から触るのはOKでも、触られるのは断固イヤ、なんですね。
たまたまですが、このオトナはヒナのお兄さんです（記憶が正しければ）。2011年生まれで、両親が同じです。もちろん、どちらもきょうだいとは知りません。
海遊館のキングひなちゃんが『金のガチョウ』みたいになってます。あとからオトナがゾロゾロ。写ってませんが、もう１羽うしろにいました。ジェンツーエリアに遊びに来たヒナについつい付いてきてしまったようです。
相方の背中にフリッパーの先端がめり込んでいる？！みたいに見えます。表面はつるんと滑らかそうですが、羽の層には厚みがあります。１本の羽の外側はサラサラ、内側はふわふわダウン。そんな羽がぎっしりと重なって生えています。海遊館の仲良しジェンツー。
