登別マリンパークで思い思いにおくつろぎ中のキングたち。矢印のキングは金網にもたれかかってお昼寝しているようです。
よく見てみましょう。体重がかかって、胸を金網にぎゅうっっと押しつける格好になっています。
反対側から見ると、金網にめり込んでいます。ペンギンの羽の層は、外の防水性のある部分と内側の防寒ダウンの二重構造ですから、わりと厚みがあります。なので、ワイヤーのところだけ強く押されてこうなっているのでした。
海遊館のキング、首が直角に曲がってます。
さらに曲がります。こちらは越前松島のキング様。どちらも羽づくろいの途中で耳のあたりを肩にこすりつけるようにしているところです。
越前松島水族館のキング、右は首なしペンギン、左はその種明かしアングル。「息が苦しくないのか？」という声が聞こえてきますが、ご心配なく、おくつろき姿勢でお昼寝中です。背中側からクチバシを『脇の下』に挟んでおります。
旭山動物園のキングたち、雪道散歩をお楽しみ中。飼育員さんについてもらってヒナもしっかり歩いています。
背の高さはオトナと変わりませんが、太さが倍くらい。これは、ヒナの羽毛が長くて、しかもビッシリと立って生えているからで、中身はオトナと同じくらい。でも、もしかしたらちょっとポッテリ体型かも？
越前の旧ぺんぎん館、おくつろぎ中のキングたち。よく伸びて曲がる首をうまく使って、胸から肩のあたりを羽づくろいしています。
くっと下を向くと、このあたりまでは自分のクチバシが無理なく届きます。
同じようにフリッパーの付け根もふつうにお手入れできます。キングがこの動作をすると大きなPの字ふうの形になるのが楽しいです。
おたる水族館のフンボルト、器用に足で頭を掻いています。
旭山動物園のキングが同じことをしています。全体に大きいので、余裕で足が頭に届いている感じ。
体重でいうと、フンボルト４キロ弱に対してキング15キロ前後というところだそうです。もっとも、ペンギンは体の伸び縮みだけでなく年間での体重増減が大きいですけど。
水に浮かび羽のお手入れに余念のないフンボルト。姿勢のつごうで、やたらに頭が大きく見えます。京都市動物園なつかしの旧ペンギンプール。
猛暑の中、涼しい風景をお届けいたします。さる冬の旭山動物園、降り積もった雪の上でくつろぐキングペンギンたち。気温はマイナス５度くらいでした。
さあ、イマジネーション全開で。ペンギン前に立っていると、雪がどんどん降ってきます。25分後にはペンギンがうっすらと白くなってきました。「おお、ええ感じや」と好調なキングたち。
さらにほんの１分後。雪がますますどんどん降り積もる！ 特にヒナはチョコケーキの粉砂糖がけみたいです。きれいだけど冬のペンギン観察は寒いです。
海遊館のキングヒナちゃん、5月下旬にはこの姿でしたが、
7月にはこうなってました。凛々しい女子キングの出来上がり。顔立ちは11歳くらい年上のお兄さんに似ています。下クチバシのピンク色や首元のオレンジ色グラデーションはこれからだんだんと整ってきます。
海遊館の大水槽、底の隅っこでおくつろぎ中のイヌザメ集団。おとなしいサメだそうです。
「あら、愛嬌のあるお顔だこと！」と思ったのですが、なんか勘違いしていました。この正面顔の『つぶらな奥目』は目ではなかったのです。
横顔がこちら。上の写真の『つぶらな奥目』は、噴水孔だったのでございます。そういえば、この目だと『サメっぽい目』でしょうかね。
さて、お散歩から戻るとお魚タイムです。次々に投げ込まれるアジを、みんなしっかりと目で追います。
素早く泳いで落下位置に移動、待ち構えるフンボルト。
サカナの丸呑みは必ず頭から。なので、いったんゲットしたサカナは向きを変えることもあります。こうしている隙に他人に奪われたり、カモメにもぎ取られたりする惨事も。
確実にもらえる陸上の手渡しを選ぶペンギンたちもいます。みんな楽しんでいますね。以上、おたる水族館、フンボルトペンギンの海までお散歩でした。
おたる水族館のペンギン散歩、海からの帰り道。順調に進んでいましたが、
突然走り出した若鳥君、何か見つけたようです。「まてまてまてー」と、追いかけます。
ここは『しゃっけープール』前、泳ぐ留守番ペンギンの影が地面を動いていったのですね。「どこ？どこ？」と影が消えた方を調べる若鳥。「こいつ、若いな。」オトナたちは落ち着いてます。
鳴き声は出していませんが、ワイワイガヤガヤ感たっぷりにプール入り口まで戻って来ました。