京都市動物園には、昔ペンギン展示が２ヶ所ありました。前回までがフンボルトのプール、そしてこちら『おとぎの国』にあったイワトビプールです。イワトビが２羽いました。男子２羽で穏やかに過ごしていました。
プール中央には水の流れるすべり台のようなスロープがありましたが、ペンギンが滑ることはなく、ペタペタと歩いて降りていました。古いけど、緑に囲まれた、ちょっと素敵な場所でした。
プール中央の島で仲良く過ごすフンボルト。
わしわしと泳いでやって来るフンボルト。身体の前で水がぐっと押し上げられていて、水の抵抗が大きそうなのがわかります。それでも軽々と泳いでいるペンギンの力にビックリです。
京都市動物園の旧ペンギンプールでした。
京都市動物園のフンボルトペンギンプールは、現在ゾウエリアになっている区域の一角にありました。中央に石組みを置いた島がある円形プールでした。
外側に鉄柵、プールのフチまでは土のままで、その一部を低い柵で区切って、ペンギンが土の上を歩いたりできるようにしてあったのが、最後の頃の様子です。植物も少し植わっていましたから、ちょっとメルヘンな感じの展示になっていました。
越前松島水族館のキングたちは、鏡の前がお好き。等間隔で鏡に向かって立っています。手前の１羽は、場所が足りなかったのでしょうか？壁に向かっています。
彼らは、鏡に映る自分や仲間の姿はホンモノじゃないことを知っているようです。求愛コールをする自分の姿が鏡に映っても気にしませんが、他の部外者個体が近くで求愛コールをしようと首を伸ばすと、すかさず（もちろん本体を）攻撃します。
ペンギンは野生では赤道直下あたりから南極まで、つまりほぼ南半球にのみ棲息します。写真はベルゲン水族館のジェンツー、もしかしたら最北のペンギンかも。
ベルゲンはノルウェーの南端寄りに位置する街です。北緯60度くらいなので、彼らにとってはちょうどいい寒さかも？
京都市動物園の旧ペンギンプール、何しろ古かったので、石組みも擬岩ではなくてホンモノの石でした。
プール中央の島で日向ぼっこするフンボルト。足を引っ込めているあたりがもっちりした感じで、たまりません。
前回の写真に続き、東山動植物園の旧ペンギンプール、フンボルトの図です。建築はかなり古く、陸場はすべてコンクリート造りだったと思います。それが真っ白にペイントしてあり、いかにも『ペンギンに氷の山』イメージのデザインでした。ペンギン山を取り囲むプールはリング状になっていて、ペンギンがエンドレスに泳げるのはよかったかも。今は、ペンギンは、もとアシカがいたプールにいます。
テラスにひとり佇み雨に打たれるキング。通る人はカサをさしていますが、ペンギンは完全防水？！なので濡れてもへっちゃらです。名古屋東山動植物園の旧ペンギンプールにて。
アドベンチャーワールドで小さな仲間に囲まれているのは、エンペラー亜成鳥。なんだか保育園児と保育士のような図になってます。エンペラー亜成鳥はまだクチバシが全部黒いし、黄色いはずのイヤーパッチもモノクロなので、ちょうどアデリーのでかいヤツっていう雰囲気。それでも御子様です。周りにいるアデリーはオトナなので、みんな年上。
かりゆし水族館のフンボルトなんですが。よくわからない形に見えます。ボールに羽が４枚生えているような？ じつは水に浮かんでいるところです。