Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

構造への全幅の信頼

2005-10-12 | 雑感
ベルリンへの旅行を予定している。同地に今までに延べ何泊ぐらいしたかは覚えていないが、未だに至所造成地の町であるので、新たな目的地が見付かる。連邦議会訪問が主目的であるけれど、それ以外の興味ある対象を探すべく徐々に関心をそちらへと向けて行っている。

先日TV番組でベルリンでのロビー活動が話題となっていた。数千の団体がベルリンに事務所を構えて、盛んに活動をしている。恐らく誰にとっても、幾つかの団体が自らの為に活動をしていることになる。それは何も仕事上の団体だけでなく、自動車クラブから趣味のクラブまで全てのロビー活動が含まれる。現在、その活動が公のものとなっていないので、米国に倣ってロービー活動自体の財政を公にして監視する法律の制定が考慮されている。

こうする事によって、女性党首に道を開けた保守本流のヴァルフガング・ショイベレローランド・コッホが嵌まった裏金作りやマネーランダリング事件の類例を幾らか避けれると考える。ドイツの政界においては、好い加減なイタリアやアジア諸国とは異なり、そのような政治腐敗が発生するとは誰も思っていなかったというのが、自らが構築したシステムを信じ過ぎるドイツ有権者の暢気さでもある。
コメント (2)
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