Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

健康に前景気に湧く

2007-10-07 | 
注文したCDや本を手にする前に、それに暫し心を奪われたいと思う気持ちから、忘れないうちにここ一週間ほどの葡萄の事情を記しておく。先週末、つまり九月二十八日時点で、プリミエクリュと称されるような砂地の地所のワインは何時の間にか摘み取られていた。そうした事情は醸造所毎に異なるのだが、傾斜地の上部は残されて、平地部はどうしても風通しが悪く腐り易いことから早めに収穫されていた。その同じ傾斜地においても、そうしたお家の事情で収穫時期が異なる。

また傾斜地には、多くのグランクリュ地所があり、それらは充分な熟成にいたっていないと言う理由から、また比較的低い外気温から腐りが避けられて貴腐が発達する条件を考慮して殆どが摘み取りを待つ状態である。

そうしたグランクリュ地所の中でも、ここ数日で摘み取りが終わった区画も多く、また同じ醸造所の同じ地所においても、敢えて二段階に収穫をすることで、リスクを減らしながら、恐らく二種類の樽を調合する糧としている様子が多く見られる。

赤ワインとなるシュペートブルグンダーなども、未だに摘み取られていないものがあり、それはここでも評価したような飛び切り質の良いピノノワールとなるのである。

地元の2007年産のワインは、量も豊富で質もかなりのレベルに達することが予想されていて、殆ど見込み景気のような経済効果も表れてきているのではないかと思われる。我々愛好家も易い旨いワインが12月ごろから賞味出来るかと思うと口元が緩むのである。



写真:ヘアゴットザッカーの鳥除けのお呪いらしきものと地所ウンゲホイヤーの健康な葡萄。



追記:郵便を朝から待っていたが、昼前には不在者通知を郵便桶に見つける。嘗て同じようなことが土曜日にはあったので、念のために委託所に文句を言いに行く。確かにシャワーを浴びていた可能性があるのであまり言えないが、郵便局の民営化と言えども、結局は不在者通知は以前のままで、配達人は削減され、合理化によりサーヴィスは落ちるのである。エクスプレスなどの特別な料金を払わない限り、まともなサーヴィスを受けられなくなるというのが民営化の真髄である。腹立たしいが、片付け事もあり来週の日程が明白になる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする