Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

今漸く乗り越えようとする壁

2009-05-30 | 雑感
こんな思いをするのは何十年振りだろうか。体中の力を振り絞ってからからになってしまった。水曜日に続いて金曜日にクライミングを出来たのはとても嬉しいことだが、とてもではないが筋力が足りない。

立て続けに難易度六級越えを登るだけの筋力が足りない。途中で朦朧として登りながら目を瞑ってしまった。十代の頃の筋力を使う場所は、カラビナを握ったりしていた場所で、現在のようにフリー化した岩場では全身の力を反力などを利用して使う事になる。決して馬鹿力ではないのだが全身の筋力を上手に緊張させたり弛緩させたりしないと登れない。

その証拠に、あれだけ歩きつけているに拘らず二時間足らず登ったりしていただけで足腰がふらふらして歩けなくなってしまった。腹筋や上体の筋肉痛は週末のお楽しみでさえある。

子供の時の山登りのお師匠さんには、「リュックサックを担いで野山を駆け回るよりも岩場でじっくりと登るほうが足の筋力などがつく」などという主張を聞かされていたが、なるほどここまでやると確かにかなりの負荷が掛かっていることが分かる。

当時は、馬鹿力と身軽さだけで勝負していたので、現在やろうとしているスポーツ的な筋力の使い方はしていなかった事になる。いよいよ十代の時に感じた壁を今漸く乗り越えようとしているようだ。
コメント (2)
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