Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

索引 2009年6月

2009-06-30 | Weblog-Index



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張りぼて大男の大切な仕事

2009-06-30 | 生活
運送屋の飛んだ茶番劇に付き合わされた。ワインを取りに行った時の自動車の外気温度は30度を越えていた。気の長い性格と言うか、運動のために身体も労わっているのでつまらないことではいらいらしない。興味があるのは美しく瑞々しい女性だけである。

しかし、今日は大きな男が荷物を引き取りにやって来て思わず嬉しくなった。二メートル五あると言う。それも腹が出ていて十分にプロレスラータイプである。だから思わず言った。

二人で来ている大男に「あんた一人で運べるんじゃないの?」

すると、「そりゃ、出来るけどさ」とかなんとか言い分けするのである。

それでも出来るだけ車を近づけようとしたのは大男の方だった。体重を聞くと見ためとは違い百十キロしかないと言う。それが本当ならば我が体重の最高値と二十キロも違わない。それで思った、これは張りぼてだなと。

案の定、たかが八十キロのものを二人で運ぶのに、「重心を整えてとか」言って手を滑らせそうになっていた。それでもバックが億劫なのか車を近づけずに十メートル以上も離して停めたのは小さい方(もちろん百八十は優に越えてはいるが大男と並ぶと子供にしか見えない)で、その馬鹿さ加減の方が凄いと感じた。

その数時間前にやって来たルーマニア人かギリシャ人の南国の彫刻風の顔付きの親仁には、「あんた一人で運べるのかい」と聞くと、「そりゃ無理だよ」とのたまう。

「こりゃ駄目だ」と呆れ、「今日は一切手伝わないから、その旨を手配したんだよ」と念を押した。すると、「僕も手伝うから」と飛んでもない事を言い出す。

正直、その親仁よりも此方の方が腕っ節が強そうであるが、こちらは腕の筋を休めたいのだ。それに今回は持ち難い事が分かっているのである。

こちらは石切り場で働くようになってから徐々に肉体派になって来ているのだが、流石に彼らの仕事を奪って仕舞ってはいけないと自重しているのである。
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